
こんにちは伊勢崎店です。
ネクタイの基本的なマナーは、TPOによって異なります。
好印象を与えるために知っておくべき、基本のマナーを簡潔にご紹介します。
1、ネクタイの「長さ」と「結び方」
長さの黄金比
ネクタイの先端(大剣)は、ベルトのバックルに半分ほどかかる位置に合わせるのが基本です。
短すぎたり長すぎても不格好に見えたりするので注意しましょう。
基本の結び方(ノット)
【プレーンノット】(シングルノット)
最も一般的で簡単な結び方です。結び目が小さく、どんな衿型のシャツにも合わせやすい万能型。
これ一つでビジネスや就職活動など多くのシーンに活用できます。
※結び目を大きく見せたい場合はダブルノットもオススメです。
【ディンプル】(くぼみ)
結び目の下に出来る、縦のくぼみの事です。
これを作ることで、ネクタイに立体感とお洒落な印象が生まれます。
※ただし、お葬式(弔時)や謝罪の場面では華やかさを避けるため、ディンプルは作らないのがマナーです。

2、シーン別:色柄
ネクタイは、色や柄で相手に与える印象が変わります。
[ビジネスシーン]
・青色、紺系は、誠実・知的な印象を与えます。
商談や会議など、ビジネスの定番なシーンにおすすめです。
・赤、エンジ系は、情熱的、積極的な印象を与えます。
プレゼンやここぞという時の勝負時におすすめです。
柄は無地やストライプ(レジメンタル)、柄が小さめの小紋柄が基本です。
派手過ぎる色や、大きすぎる柄は避けましょう。

[冠婚葬祭](フォーマル)
・結婚式(お祝い事)
白、シルバーグレー、ゴールド、パステルカラーなど、光沢感のあるものが望ましいです。
・葬儀、お通夜(弔事)
黒の無地。光沢のないマットな素材。
※いづれも派手な柄やアニマル柄、殺傷を連想させる迷彩柄等のデザインはやめましょう。

3、着用時のその他注意点
【小剣の固定】
ネクタイの細い方(小剣)は、大剣の裏にあるループ(小剣通し)に必ず通し、ずれないように固定します。
【クールビズ時】
ノーネクタイの場合、シャツのボタンは一つ開けが基本です。
肌着が見えないように注意しましょう。
ただし、取引先訪問やフォーマルな場ではネクタイ着用がマナーです。
【幅】(太さ)
ネクタイの一番太い部分の幅は、ジャケットのラペル(下襟)の一番太い部分の幅と合わせるのが鉄則です。
‘‘幅広のワイドラペルには太めのネクタイ‘‘
‘‘細めのナローラペルは細めのネクタイ‘‘
これらの基本マナーを抑える事で、周囲に好印象を与えることが出来ます。
皆さまも是非、スーツだけでなくネクタイにも重きを置き、素敵な着こなしをされてみてはいかがでしょうか?












