
こんにちは、伊勢崎店です。
みなさんは”フォーマルな装い”と聞いて、どのような一着を思い浮かべますか?
もちろん、シルク混のような光沢を纏うラグジュアリーな生地は、華やかなパーティーシーンや主役の座に相応しい「憧れの一着」です。
その圧倒的なオーラはやはり何物にも代えがたい魅力があります。
また、オーダーであれば、お好みの生地とデザインを組み合わせ、あなただけの個性を演出することも可能です。
ですが、今回私が敢えて選んだのは、そんな華やかさとは対照的な、落ち着きのあるシンプルでフォーマルなスーツです。
なぜ、今これをお伝えしたいのか。
それは、冠婚葬祭や厳かな式典など、『自分を主張するよりも、その場や相手への敬意を最優先したい』という大切なシーンがあるからです。
控えめな質感やディティールだからこそ引き立つ、ご自身の身体に合ったシルエットの美しさ。
今回はリクルートやビジネスでも活用できるディティールについて画像付きでまとめてみました。
多くの方が節目を迎え、新生活の準備を進めるこの季節に是非一度ご一読ください。


冠婚葬祭用の礼服では、光沢のない漆黒を。
ビジネス用の黒とは異なり、濃い程格式が高い。
ビジネスシーンでは上記画像の様な濃紺やチャコールグレーのダークスーツが好まれる。
ジャケットの襟
・ノッチドラペル
プレーンな形状。弔事やどんな場面でも対応可能。
・ピークドラペル
下襟(ラペル)の先端が上向きに尖った形状。パーティーシーンでは華やかさを演出。
(ステッチはなしが一番フォーマルとされています。※AMFステッチは華やかさを演出します。)
※AMFステッチ当店オプション価格税込¥1100
・ベント
ビジネスでは機能性を鑑み、センターベント、サイドベンツが好まれます。
時に礼服では、エレガントさを重視するため、切れ込みがない「ノーベント」が好まれます。
ポケット
アウトポケット(パッチポケット)はカジュアルなため、一般的なフタが付いているものを選びましょう。
ボタン
弔事等には光沢のない、艶なしの黒を選びましょう。
ビジネスでは落ち着きのある同系色や、暗いお色味の物を選び、革小物と色味を合わせるチョイスが理想的です。。
スラックス裾口
「シングル」で仕立てるのが一般的です。
袖口
3つボタンや4つボタンが基本で、※本開き(ボタン開閉が出来る)にすると高級な仕様になります。
※本開き当店オプション価格税込¥2200
着丈
長すぎず短すぎない、ヒップが丁度隠れる長さが標準です。
スッキリ見せたい場合はー2cm程短くされるのも人気です。
シルエット
緩すぎず、タイトすぎない。
無理にウエスト周りをタイトにせず、程よく余裕のあるシルエットにすることにより、スーツの美しさが際立ち、誠実さが増します。
これらのディティールにより、上品さと品格を保ちながら、着用シーンに合わせて適切な雰囲気を演出します。
いかがだったでしょうか。
TPOによってディティールは様々です。その中でも基本を知ることによって受け取られる印象も大きく変わってきます。
是非、この機会に”正しい一着”を検討されてみてはいかがでしょうか。










