スーツのトレンド40年史 トレンドはパリ・ミラノラグジュアリーブランドのシャワー効果 トレンドは真逆へと変化した トレンドが世の中を支配している 2025 arc越谷店

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皆様こんにちは、ニホンギ『二本木』です

本日もお客様のためになる情報を『是々非々』の観点で『忖度なし』に簡潔にわかりやすく濃い内容でお届けいたします

今回は、お客様から『今』の『トレンド』とは?『流行を追いたくないけど時代遅れだと思われたくない』!!

と多数服にご関心を持ち『トレンド』にご興味をお持ちのお客様もいらっしゃいます

そこで本日は

スーツを中心にメンズファッションの現在の傾向と過去を実経験』実体験をもとに振り返り『スーツの40年史について時系列に沿って』解説させていただきます

こちらの記事の目次
1.1970~80年代のスーツのトレンド
2.1980年代のスーツのトレンド
3.1990年代のスーツのトレンド
4.2000年代のスーツのトレンド
5.2010年代のスーツのトレンド
6.2020年代のスーツのトレンドは
6-1. ラグジュアリーブランド現在の傾向は
6-2. トレンドが『オーダースーツ』とどのように結びついたのか
6-3. イタリアナポリ仕立て
6-4. 『シューズ』今後靴を選ぶ際、何を基準に選べばいいの
6-5. 『BAG』令和は合理的にビジネスにリュックもあたりまえ
6-6.『コート』は膝下ロング丈が国内のマストレンド
6-7. 『腕時計』
6-8. 『眼鏡』『サングラス』の傾向は
6-9.海外の方は『ファッション』と『スタイル』というキーワードをよく使います
6-10.トレンドを語るうえで『SNS』により過去現在では大きく変化が起きました
6-11. ビジネスで着るお色やアイテムは基本的に変わりません
6-12.これからのスーツは『サイズ感』がすべて
6-13.昨今のクラシックスタイル、トレンドをご自身で観察するには
6-14. OFFの日にカジュアルにコーデするアイテムは
6-15. 令和のカッコ良さとは
6-16.ファッションもある意味『フルーツと同じで鮮度がすべて』
6-17.世界4都市4大コレクションとは
6-18. 2025春夏のトレンドとは?『マキシマリズム』
6-19.オーダースーツに流行なんてないよと言いますが、その真相とは
6-20.各時代のピッタリ、ジャストは著しく真逆に変化した
6-21.トレンドの『終焉』は『飽き』『はじまり』は『差別化』にあります
まとめ

では早速

スーツ40年史過去と現在のトレンドの『真相』とは

令和現代的なスーツ、カジュアルとは?

スーツには明らかに各時代ごとに流行がありました、誰しもが時代のトレンドの存在感に関心を持ち参加したのではないでしょうか

各時代年数を重ねて『mass trend(マストレンド)』として『拡大』しました

『mass trend(マストレンド)』とは

社会全体を巻き込んだ大きな傾向、流行という意味です

では早速『10年ごと』『過去』を振り返ってみましょう

『10年スパン』でみた『トレンドの流れ』とは

1970~80年代は

この時代は『様々な発想クリエイトの時代』でした

特筆すべきは4つございます

映画1978年公開の『Saturday Night Fever (サタデー・ナイト・フィーバー)』

主演の『John Travolta(ジョン・トラボルタ)』が着る白の『スリーピース』『ジャケット』『パンツ』はややジャストサイズ『シャツ』はオープンカラーで『ジャケット』の襟の上に『シャツ』の襟を出し『パンツ』Flare Pants(フレア-パンツ)』細いシルエットですがヒザから裾へ向かって広がった当時は『ラッパ』と呼びました『Bell-Bottoms(ベルボトム)』当時の若年層の間で大流行しました

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YSL『Yves Saint Laurent(イブ・サン・ローラン)』の『Flare Pants(フレア-パンツ)パンツは伝説

カジュアルも『時代が反逆』若年層は『LEVI’S(リーバイス)』『646Bell-Bottoms(ベルボトム)』『517Boot Cut(ブーツカット)』『ジーンズ』をはきました

1970年代の特徴はFlare Pants(フレア-パンツ)が大流行し、この時代の映画が物語っています

当時当方は幼稚園から小学校低学年百貨店で母に『Yves Saint Laurent(イブ・サン=ローラン)』『Bell-Bottoms(ベルボトム)』を買ってもらった記憶と当時の画像が残っています

『baggy pantsバギーパンツ)』

袋のようなという意味です『スラックス』タイプは夏季『アロハシャツ』『JUN』のシルバーロゴの入った黒『Tシャツ』とコーデ、冬は『革ジャン』とコーデ『ジーンズ』もありワタリからスソ巾まで太いドラムカンタイプが当時若年層の間で大流行しました、大人の方たちはロング『トレンチコート』とコーデ『トレンチ』は男女ともに皆ウェストベルトを脇から後で束ねた着こなしでした

次に多数のアメリカ映画で着用された大御所『GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)』の『スーツ』です

『1980年公開』のアメリカ映画American Gigolo(アメリカン・ジゴロ)』主演で登場する『Richard Gere(リチャード・ギア)』の着る『GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)』『スーツ』が全世界で注目を浴びました

70年代後半は『ソフトスーツ』これまでの伝統的な構築的な『スーツ』である概念とは逆な『スーツ』革命を起こしたモード界の帝王巨匠『アルマーニ』

その特徴とは

『ソフトスーツ』『ソフトシャツ』という『カテゴリー』が『誕生』しました

これまでの『スーツ』と言えばパットや副芯材を入れ構築的な『スーツ』がメインでしたが『真逆のソフトスーツの時代』

当時当方自身も着用していました

その特徴とは

『軽い』『ファッショナブル』『着やすく』『薄いパット』『柔らかい素材』『ワイドシルエット』『肩幅が広く』『ノーベント』『腰ポケットフタなし』全体的に大きくゆったりした丈の長い上着にクリースなしタック付の『パンツ』で全体がゆったりしたノッチドラペルの『ダブルブレストのスーツ』が流行りました

その後『アンコン』を定着させたのも『GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)』

巨匠『GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)』と言えば『黒を着ないネイビーを好む』ことでも知られています

ここから『真逆の新しい時代』がスタートしました

1970年から1980年までは『Bell-Bottoms(ベルボトム)』または『ラッパズボン』裾に向かって広がった『パンツ』を総称して『Flare(フレアー)』と言い『Boots(ブーツ)』に合わせる裾に向かって広がった『Jeans(ジーンズ)』を『Boot Cut(ブーツカット)』と呼びました個性豊かな時代、当時『パンツ』を意味するフランス語の『Pantaloons(パンタロン)』と呼ばれた時期もありました

『baggy pants(バギーパンツ)』『ワイドパンツ』系の流れなど、ドラムカンタイプと裾に向かって広がった『パンツ』が流行しました

1980年代は

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パリコレ御三家

日本の『DCブランド』『モード』の絶頂期でした

一言で言うと『刺激的で強い個性の時代』

1.『Comme des Garcons Homme Plus(コムデ・ギャルソン・オムプリュス)』黒・紺のゆったりしたシングル3釦の芸術的なデザインモノ

2.『Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨージ・ヤマモト・プールオム)』黒・紺のビッグサイズロング丈の『ジャケット』のシングル3釦の芸術的なデザインモノ

3.『Jean Paul Gaultier(ジャン・ポール・ゴルチェ)』ワイルドショルダーに強いウェストシェイプの芸術的なデザインモノ『ジャケット』にワイドまたは『スリムパンツ』

黒の芸術的なモダンなデザインモノ

『パリコレ御三家』の時代

他デザイナーズブランドの時代が到来

■ミラノの『3G』とは

ミラノでは、頭文字をとって『3G』といわれ

1.『GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)』

2.『GIANFRANCO FERRE(ジャンフランコ・フェレ)』

3.『GIANNI VERSACE(ジャンニ・ヴェルサーチ)』

が世界で絶賛

『ビジネススーツ』の新たな時代、方向性を築き上げた『ミラノの御三家』

この時代当方は上記『パリコレ御三家』『ミラノ御三家』が共に大好きで購入していました

ここまでは『今までに無い価値観が特徴』でした

■ティーン若者の街原宿竹下通りでは

『フライトジャケットMA-1』に黒の『ジョッパーズ』腰には白黑の『ボーダーのロングT』をまきスポーツブランドの『sneakers(スニーカー)』ファッションが制服のように流行りました

『Tom Cruise(トム・クルーズ)』主演の映画『TOP GUN(トップガン)』の大ヒットにより当時当方は『AVIREX(アヴィレックス)』のG-1ワッペンがたくさんついた革のフライトジャケットに『Champion(チャンピオン)』のヘビーウェイトのスェット、ヴィンテージビッグEの『LEVI’S(リーバイス)』501に『Red Wing(レッドウィング)』のブーツ『PT83タグ)』を合わせていました

一方では本格的なアメカジビンテージ古着もトレンドに

アメカジ渋谷の『BACKDROP(バックドロップ)』は伝説のショップ

当方この時代原宿下通り中央に位置した地下のショップ『Crazy Cat』の店長としてまだ20歳でした

ヨーロピアンのデザイン物の服を中心に展開

当時アメリカのビルボードチャートで大ヒットしたアルバム『Eliminator(イリミネーター)』で有名なアメリカスリーピース・ロックバンドの『ZZ Top(ジージートップ)』や若いころの『Bon Jovi(ボンジョビ)』が来店され店内のディスプレーの板に直筆でサインをいただきました

原宿の記憶が蘇ります

1980年代はドレス・カジュアル共にゆったりした大きく長くに執着した服の時代でした

1990年代は

『Conservative(コンサバ)』『Real Clothes(リアルクローズ)』

80年代とは真逆の

『コンサバティブやリアルクローズ』をスローガンに新たな『価値観の時代』が到来

『Conservative(コンサバティブ)』とは

『保守的』『無難』という意味です

『Real Clothes(リアルクローズ)』とは

『現実的な』という意味です

何といっても男子は誰もが『ロン毛』でした

『body-conscious(ボディコンシャス)』の時代へ、ここから真逆へと時代が動き』ました

『body-conscious(ボディコンシャス)』とは

身体の意識、つまり身体のラインをそのまま表現することを意味します

大御所ラグジュアリーブランドの『若返り』

『PRADA(プラダ)』は創業者『Mario Prada(マリオ・プラダ)』の孫である『Miuccia Prada(ミウッチャ・プラダ)』が手がける『ポコノ』『テクノストレッチ』各ストレッチ素材

『GUCCI(グッチ)』『Tom Ford(トム・フォード)』がディレクターに就任しニューラインの『バンブー』『ビットモカシン』『ビットローファー』各種『Gバックルベルト』美しく洗練されたセクシーな『スーツ』『シャツ』まで

まさにトータルでカッコ良く『新しい血』が入ることで活性され物凄いインパクトでした

『PRADA(プラダ)』『GUCCI(グッチ)』2大ブランドにより『スリムフィット』『タイトフィット』『ボディコンシャス』の時代へ突入今後のビジネススーツの方向性が導かれ』ました

1990年代初頭、当時『PRADA(プラダ)』『GUCCI(グッチ)』共に直営店がメンズコレクションラインを展開していない時に当時在職していた新宿のセレクトショップで展開を提案、しかし上司から売れないと言われ猛反対却下されましたが頭のかたい上司を数日かけて説得しトータルでバイイング結果なんとバブルの時よりかつてない売り上げ高を誇りました

いい思い出です

両ブランドの成功をきっかけに若返りの老舗ブランドが続々と….

平成の『スリムフィットスーツ』の『仕掛け人はラグジュアリーブランド』だった!!

90年代の『ビジネススーツ』主流』

クラシコイタリア

1990年代『イタリアクラシック』スーツの世界では『Brioni(ブリオーニ)』『KITON(キートン)』『Sartorio Attolini(サルトリオ・アットリーニ)現在のCesare Attolini(チェザレ・アットリーニ)』『Belvest(ヴェルベスト)』『(Isaiaイザイア)』が人気でした

よく誤解があるのですが『クラシコ・イタリア』について深堀していきましょう

『italian classico(クラシコ・イタリア)』とは

こういうディテールや見た目が『クラシコ・イタリア』という事ではなく『クラシコ・イタリアとはクラシコ教会いいます

ではさらに深堀していきましょう

クラシコ・イタリア協会とはフィレンツェが本拠地の『伝統的既製服縫製業界組合』

1986年『ダウンジャケット』で有名な『HERNO(ヘルノ)』の『Giuseppe Marenzi(ジュゼッペ・マレンツィ)』により古典的伝統的な縫製技術を得意とした会社で結成、その商品の傾向を一まとめにして『クラシコ・イタリア』といいます

協会には『LUIGI BORRELLI(ルイジ・ボレッリ)』『Isaia(イザイア)』『KITON(キートン)』などそうそうたるメンバーが集結

『協会の目的』とは

■ハイ・クオリティのモノづくり
■職人の技術を継承すること
■イタリアのクラシック・エレガンスを後世に残すこと

1990年代スーツの最先端その特徴とは

当時の『スーツのトレンド』『スーツの着こなし』その『特徴』とは

①細身の3ツ釦ジャケット

②ハイゴージ

③サイドベンツ

④細いノータックのテーパードパンツ

⑤ワイドスプレッドシャツ

⑥スクエアトウのシューズ

⑦時計は『ROLEX(ロレックス)』『デイトナ』『サブマリーナデイト』そして『OMEGA(オメガ)』『スピードマスター』現在人気の『Hublot(ウブロ)』はこの時代30万円くらいからありスポーツやダイバー系の流れから『Caltier(カルチェ)』『タンク』などの『四角スクエアの時代へ』シフト『Franck Muller(フランクミュラー)』がトレンドに、当方は『サブマリーナデイト』『Hublot(ウブロ)』を交互で使用していました

⑧BAGは『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』『HERMES(エルメス)』のトートバッグ『サックプラ』など

『PRADA(プラダ)』の各『ナイロンBAG』

更にカジュアルにはボディバッグのはしりヴィトンの『ガンジュ』が売れ筋人気でした

女性はプラダのリュックとエルメスの『フールトゥ』『エールライン』

⑨メンズヘアースタイルは『ロン毛』表参道や青山の『SHIMA』が最高でした

⑩ハーフコート

以上こうした流れがある意味シャワー効果として結果、既製品量販店までモドキ類似品でいっぱいに』なりました

『2つボタンスーツ』の登場

『GUCCI(グッチ)』やドイツの『Jil Sander(ジル・サンダー)』など『シングル2ツボタン』『センターベントのスーツ』が出始まりました

『ビジネスカジュアル』とは

1990年代アメリカとカナダのホワイトカラーの職場で採用されました、リラックスした印象でありながらもきちんとした服装を意味します

『世界が絶賛90年代最高のデザイナーズ』とは

『Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)』

当時アパレルで洋服が好きな方ならパッと見て売れるなと思ったと思います

1990年当方は東証一部上場のアパレル企業当時『BARNEY’S NEW YORK(バーニーズ新宿店)』隣の新宿のセレクトショップ『CHARIVARI(シャリバリ新宿店)』で日本では一番早く『ドルガバ』のメンズとレディースを扱い販売していました

半袖『Tシャツ』1枚9万円『ネクタイ』で30,000円と当時30年前としては高額ブランドでしたが反響は大きくよく売れました

『ドルガバ』ビジネススーツにも少なからず影響を与えた存在』です

改めて『Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)』とは

シチリア出身の『Domenico Dolce『ドメニコ・ドルチェ』』『Stefano Gabbana『ステファノ・ガッバーナ』』創立の『Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)』はシチリア・ルックや『アンコン』『ジョッパーズ』『ベスト』『大きなバックルのベルト』など毎シーズン違う発想も新鮮でした

そのほか『アンコン』で人気の『Romeo Gigli(ロメオ・ジリ)』など

『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』の『モノグラム誕生100周年』『Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)』による『ルイ・ヴィトンのプレタポルテも最高』でした

1996年モノグラム誕生100周年を祝い、7人のデザイナーが手掛けた今となっては激レアな『BAG』が世界7都市で販売されました

1.『Isaac Mizrahi(アイザック・ミズラヒ)』ビニールトートバッグ

2.『Azzedine Alaia(アズディン・アライヤ)』ヒョウ柄ハンドバッグ

3.『Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウェストウッド)』ヒップバッグ

4.『Sybilla(シビラ)』リュックに傘がついたタイプ

5.『Helmut Lang(ヘルムート・ラング)』レコード用のハードケース

6.『Manolo Blahnik(マノロ・ブラニック)』ューズケース

7.『Romeo Gigliロメオ・ジリ)』ワンショルダーバッグ

以上7型、歴史に残る『激レアなウィメンズBAG』

新進デザイナー『mode系デザイナーズで最高のブランド』とは

アントワープ出身の

1.『Ann Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)』

2.『Dirk Bikkembergs(ダーク・ビッケンバーグ)』はこれぞデザイナーズという存在

3.『Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)』惜しくも2025年春夏メンズコレクションで引退

4.『Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)』現『Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)』現在まで人気実力ともに成功した大御所

当方は当時『マルジェラ』の芸術的な『セットアップ』『ニット』独特のレザー『ライダースジャケット』『ビッケンバーグ』『シューズ』『ドリス』『アンコンジャケット』を着ていたことを思い出します

『ウラハラ』

若者には裏原

なかでも1993年頃からの『Undercover(アンダーカバー)』は伝説のブランド

一方でデザインモノや大きいたっぷりした服は『衰退』

1990年代は80年代の真逆ドレス・カジュアル共に『タイト』『ボディコンシャス』の服の時代でした

2000年代は

2000年以降は『引き続きスリムですが....』

混沌とした時代、多様性、着る側が好きなものを好きなようにチョイスする時代

ヘアースタイルはロン毛から『真逆』のベリーショートまたはショートへ

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2000年代『スーツ』のトレンドは大きく分け3つに大別されます

 1『ピタピタパツパツのジャケットやパンツ』が『2000年代初頭の最先端』ビジネスにも定着

①特に2000年代初頭はピタピタパツパツ系の『Hedi Slimane(エディ・スリマン)』の手がける特徴はミニマム、ショート『Thom Browne(トム・ブラウン)』『ショート丈の段返り』そしてトリは『Dior Homme(ディオール・オム)』

『センターベント』『スキニーパンツ』『ノークッション短めにはくスタイル』が定着しました細さと短さを攻めて攻めた時代』です

この時代の『シャツ』『カッタウェイやホリゾンタル』靴は『ブラウン』が流行りました

この時代の『ビジネススーツの主流イタリア仕立て』とは

この時代の『ビジネススーツの最先端』とは

もう一つの最先端スーツは2005年からの『Tom Ford(トム・フォード)』

特徴は

シングル2つボタン

ピークドラペル

チェンジポケット

ハリウッドのスターやセレブが着用した画像からも人気度がうかがえました、また『シャワー効果』によりモドキの商品が多数出回りました

次に

新たな『ビジネススーツ』の方向性を導いた『ナポリ仕立て』

ラグジュアリーの『シャワー効果』へと方向転換しながらも伝統を重んじた『スーツ』

イタリアは『3つの仕立て』があります

『Milanese (ミネラーゼスタイル)』イタリア北部ミラノ

『コンケープショルダー』構築的な英国風、ミラノは銀行が多く堅く堅実な身なりが重要、英国の『スーツ』との違いは柔らかい着心地『A.Caraceni(A・カラチャニ)』はとても有名です

『Floretine (フロレンティーンスタイル)』イタリア中部花の都フィレンツェ発祥

アメリカンタイプの特徴である『フロントダーツ』ナシ『Liverano&Liverano(リヴェラーノ&リヴェラーノ)』は有名です『メンズEX』でもおなじみです

『Napoli(ナポリ仕立て)』イタリア南部温暖なナポリ

『平成の主流ナポリ仕立て』の特徴とは

ハンドメイドを駆使した丸く曲線を駆使した仕立て、軽く『ハイゴージ』『ワイドラペル』『ベリード』『段返り』『アンコン』『マニカカミーチャ』『バルカポケット』『パッチポケット』『大見返し』『スーツ』はイギリス発祥『ビスポーク』既製服はアメリカというように少なからずイタリアも英国やアメリカら影響を受けているようです『KITON』『Cesare Attolini(チェザレ・アットリーニ)』が有名です

アンコン『ビジネスで着るアンコン』の定着

一方では『アンコン』は90年代からプレタポルテ人気有名ブランド『Dolce&Gabbana(ドルガバ)』『Romeo Gigli(ロメオ・ジリ)』大御所『Giorgio Armani(アルマーニ)』から出ていましたので特別新しい存在ではありません、ナポリ仕立ての仕事用としての『アンコン』はこの頃から注目されました

『アンコン』とは

『Unconstructed(アンコンストラクテッド)』芯もパットナシ『非構築な』という意味です

そしてマニカカミーチャ

『manica a camicia(マニカカミーチャ)』とは

イタリア語で『マニカ』『袖』『カミ―チャ』『シャツ』を指します

『特徴』

袖付けがギャザーのようにイセ込むことで『シャツ』を着たような感じの着心地です

アンコンは90年代から注目され定着ました!!

2000年代は90年代と比較し、さらに細さと短さに執着した服がドレス・カジュアル共に流行った時代でした

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平成の『スリムフィットスーツの仕掛け人はラグジュアリーブランド』だった!!

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それぞれ各『その時代のコンテンポラリー』でした

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2010年代は

ラグジュアリーブランドの『スーツ』が1着50万円台から対して『Pitti Uomo』では1着10万円台から購入できる『Tagliatore(タリアトーレ)』と『Lardini(ラルディーニ)』が日本で大人気

『Maison(メゾン)』『Luxury(ラグジュアリーブランド)』『High Brand(ハイブランド)』『Designer’s(デザイナーズブランド)』ではなくミドルプライスブランド人気が爆発

時代は『真逆のオーバーサイズ』へと変化、オーバーサイズの全盛の時代に突入

『Maison(メゾン)』とは

フランス語で建物や家を意味し、ファッション業界では『haute coutur(オートクチュール)』またはハイブランド『HERMES(エルメス)』『CHANEL(シャネル)』『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』をメゾンと呼ぶことが多いです

『Luxury(ラグジュアリーブランド)』とは

高級ブランドであり歴史もあり特別な存在

『High Brand(ハイブランド)』とは

Highは高いBrandは商品やサービスを同カテゴリー商品と区別すること

価格帯が高い歴史の浅いブランドも含みます

『Designer’s(デザイナーズブランド)』とは

ファッションデザイナー自らが企画生産をし芸術的、創造性を重視したブランド

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クラシック回帰『常にアップデート』

クラシック回帰とは

タイムレス、伝統的な装いを指します

単に状態が良いからと昔の『スーツ』を着ればよいのかということではありません

有名な事例として『Savile Row(サヴィル・ロウ)』の名店にて『チャーチルモデル』が飾られています、当時のモノクロ写真は3つボタンですが、現在2010頃は2つボタンにアップデートされていました

『Sir Winston Leonard Spencer Chuchill(チャーチ)』とは

『Sir Winston Leonard Spencer Chuchill(サー・ウィンストン・レナード・チャーチル)』はイギリスの第61代そして第63代首相、とてもオシャレなお方であったようです

『Sustainable(サスティナブル)』

『サスティナブル』とは

廃棄による地球の環境に配慮し服の生産後長く着続けられることをサスティナブルファッションと言います、簡潔に短期間で使い捨てではない上質な『天然素材』を意味します

2010年代『スーツ』の特徴とは

1.細さではなく

2.前半は『アンコン』や薄い芯を使用した仕立て、いわゆるナポリ仕立ての『ジャケット』『スーツ』までもが『アンコン』一辺倒ななか『英国調の構築的なダブルスーツが見直され』

3.プリーツ『タック付テーパードパンツ』が主流に

4.『ジャケット』『広めのラペル』『サイドベンツ』が共通

『ジャケット』のディテールは

1.『シングル段返り』

2.『スリーピース』では『襟付きダブルのベスト』

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3.『ダブルスーツ6×2つがけ』が主流に

『ピンホール』『タブカラー』『セミワイド』『シャツ』を合わせ

短期間で使い捨てではない、上質な『天然素材』が中心の時代に突入

上記の流れは2010年初期頃から注目され2015年頃から各『ファッション雑誌』でも大きく特集が組まれています『映画』『海外人気ドラマ』でも良くお見かけしました

『バラエティ番組』で出演されている男女を問わず特に若い世代の人気俳優さんの着用『スーツ』既に『スリムフィットではなく』『適度なゆとりのあるスーツでしたトレンドはラグジュアリーブランドからの『シャワー効果』そして日本のトレンドは20代の若者から根付き定着していきます、現在の若い世代がはいているパンツは2018年に渋谷へ行くとみんな『タック』つき『ハイウエスト』シルエットは『ワイド』または『ワイドのテーパード』でした

『ここから時代が真逆へと変化』しました

オーバーサイズ全盛の時代へと変化しました

■過去の映画で見る『スーツスタイル』=▷『第一印象は古くさいと感じ』

着るアイテムは同じなのに年代ごとに『印象がまるで違います』

2010年代からは2000年代までの細さと短さに執着した時代とは真逆である『オーバーサイズ』の時代へと変化、単に1980年代ではなく現代的にアレンジされた流れの時代に突入

2020年代は

2020年代は引き続きドレス、カジュアル共に『オーバーサイズ』全盛の時代

『Street Fashion(ストリート・ファッション)』の終息

2020年代はどこから見てもオーバーサイズ全盛の時代

引き続きクラシック回帰』

2025年の『スーツ』『ジャケット』『3つ釦段返り』または『ダブルブレスト6×2がけ』の共に『サイドベンツ』が主流です

『スラックス』は2プリーツ『2タック』が主流です

シャツの襟型はセミワイド』か『タブカラー』を着ましょう

これが『現代的』!!

さらに深掘りしていきましょう

『Oversized Fashion(オーバーサイズ)』

どの時代も『ビジネススーツ』の着こなしには原理原則があります、ルール基本を踏まえた上で解説させていただきます

2010年代から世界の流れはメンズ・ウィメンズ共に『オーバーサイズ』を中心としたスーツが主流となり全盛期を迎え引き続きトレンドです

『オーバーサイズ』というと体の上で泳ぐような体に合っていない80年代の『ソフトスーツ』のイメージを連想し思い浮かべます、しかし『HERMES(エルメス)』『GUCCI(グッチ)』『PRADA(プラダ)』『DIOR HOMME(ディオール)』『Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)』『ZEGNA(ゼニア)』『Loro Piana(ロロ・ピアーナ)』『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』『Marni(マルニ)』『FENDI(フェンディ)』『LOEWE(ロエベ)』『AMI PARIS(アミ・パリス)』『(SAINT LAURENTサンローラン)』『BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)』『dunhill(ダンヒル)』『Brunello Cucinelli(ブルネロ・クチネリ)』『スーツ』を見ると以前はぱっとしない80年代の『映画』や『ドラマ』に登場するお父さんの『スーツ』姿を思い浮かべますが、その時代を知らない若者は勿論のこと知っている当方世代も今の『オーバーサイズのスーツ』が魅力的に見えてきます

よく『誤解』があるのですが

Oversized Fashion(オーバーサイズ)』とは

過去80年代の長く大きすぎるスーツを指すのではなく肩巾』『袖丈』『ウェスト』は適切なサイズにパンツの股下レングスもハーフクッションという『ルーズフィット』が特徴で現代的にアレンジされたといったニュアンスです、かつての体に張り付くようなピタピタパツパツな『スーツ』と比較してゆったりしたサイズ感、機能的で快適で上品へと世界のトレンドが変化しました

スーツの『二極化』とは

2020年『コロナ』により『スーツの二極化』を迎え

①従来のクラシックスタイル『スーツ』を着るルール基本を理解したうえでオーソドックススタイルのなかに自分らしさを加えた信用と安心感を人に与えるスタイル

②コロナ以降出社せずに在宅勤務によりカジュアルな『ジャケパン』スポーティーかつリラックスできる『セットアップ』『リュック』

働く環境装い方の大きな変化に伴い二極化しました

着用する『スーツ』によりご自身の気分も変化、人に与える印象も変わります

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現代の『コーディネート』を深堀していきましょう

ヘアースタイル』

ショート、ミディアム

『流行色』

ファッションの権威、一番信頼できる情報として『以前当ブログ』でご紹介いたしました

1.『International Cmmission for Color(インターカラー国際流行色委員会)』が母体のJAFCA『Japan Fashion Color Association(一般社団法人 日本流行色委員会)』

2.『Pantone(パントーン)』

3.『世界4都市4大コレクション』『パリ』『ミラノ』コレクションにて新作を発表する大御所のラグジュアリーブランドから共通したメッセージが全世界へ発信されます

4.『Pitty Imagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウォモ)』イタリアフィレンツェで年に2回行われる国際見本市、世界各国1000前後のブランドが新作を発表する展示会です

詳細は過去のブログ『2025年流行色パントーン&JAFCAとは?ファッションは色からトレンドが決まる!』徹底解説下記にリンクを貼っていますのでご覧ください

『素材』

『Sustainable(サスティナブル)』廃棄による地球の環境に配慮し服の生産後長く着続けられることを『Sustainable Fashion(サスティナブルファッション)』と言います

簡潔に言うと天然素材を指します

『スーツ』素材は現在も高価で高級感のある素材とは=▷『艶がある』ことでした

『2025年現代のスーツ』

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いつの時代も普遍的といえるビジネスで実用的な色となりますと国際的な2色『ネイビーとチャコールグレーの無地が基本』です

コーディネートパターンもいろいろと楽しめます

大事なことは現在のディテールとサイズ感です

この10年『格子柄のスーツやジャケットが定着』しました

金黒

シルエットは平成までは『上下ともにゆとり量を極限に減らし、できるだけ細く短くすることに執着して』いましたが令和では影を潜め現在では適度なゆとりのあるスーツここがポイント』です時代は変わりました』今の『スーツのサイズ感』とは

『上着ジャケット』

①ハイゴージが根強いですが、ややローゴージ衿巾は広め

②肩はジャストサイズでパット入りナシ

③前ボタンをとめた際に引きシワが出ない程度のウェストシェイプ

④着丈はお尻ギリギリまたは隠れる長さ

『パンツ』

⑤1~2プリーツ『タック』付きが『主流』

⑥股上は深め

⑦太腿『ワタリ』はゆるめ

⑧パンツ丈『股下』は立った状態で『ソックス』が見えない長さ

かつて『ピタピタパツパツなスーツ』が人気でしたが現在では影を潜め令和では適度にゆとりのある落ち着いた雰囲気の『スーツが世界共通の主流』です

ディテールは『3ボタン段返り』と『ダブル6×2』の2タイプが世界的な傾向です

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『ジャケット』の衿巾やゴージ、釦位置の高さ『ウェスト』のしぼり具合や肩幅の大きさ股上の深さが以前とは違います

『ジャケット』『ややゴージが低いジャケット』がトレンドですが引き続きハイゴージゴージの『アンコン』も多いです

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 ■『シャツ』

シャツ

 

 

 

 

 

ヨーロッパでは『フォーマルに白』『ビジネスに淡いブルー』が鉄板

現在も普遍的であります『ビジネスシャツ』の色は『白』または『淡いブルーの無地』柄ものは画像のネイビー『ロンドンストライプ』衿型は『セミワイド』『タブカラー』ともう1点は『ピンホール』がお勧めです

素材は綿100%『ブロード』

『シャツ』のルーツ麻』しかしあまりにも高価なため18世紀英国ではやがてインドから『コットン』を輸入し生産しそして輸出、今日に至りました

実は綿100%衣料品では一番生産量が多く丈夫です

特徴は保湿性、防署性に優れ、水分が蒸発する際に熱を奪います、特に湿った状態に強いため洗濯に強く夏場に本領発揮します

関東の酷暑と言える長い夏シーズンを過ごすには通気性もよく汗も吸い取り快適です、また冬場も着た瞬間から冷っとしない優れた『綿100%』が春夏秋冬のマストアイテムといえます

『 パンツ』

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ピタピタパツパツの『パンツ』は、さすがに過去形となりまし1つの流れとして終わっています

令和昨今では股上が深めの1タック~2タックの『テーパード』が主流です

裾幅は19から21cm

2018年頃には若者に人気の渋谷へ行くとみんな股上の深い『タックパンツ』をはいていました

現在のセレクトョップも『1タック~2タックパンツ』が主流です

『スラックス』『テーパード』『フレアー』『ジーンズ』すべてワイドシルエット』が現在の主流です

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トレンドの真相とは

平成の『スリムフィットスーツの仕掛け人はラグジュアリーブランド』だった!!

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『ラグジュアリーブランド』現在の傾向は

『HERMES(エルメス)』『Veronique Nichanianヴェロニク・ニシャニアン)』メンズのデザイナー上品な世界最高の有名ブランド

『Dior Homme(ディオール・オム)』『Kim Jones(キム・ジョーンズ)』は残念ですが2025.1.31退任を発表、現在全世界で最も売れているラグジュアリーブランド

90年代スリムフィットの仕掛け人『プラダ』『グッチ』もコレクション雑誌等ご覧いただきますと『ゆったりしたスーツの提案』『オーバーサイズが現在の主流全盛の時代』となっています

『ZEGNA(ゼニア)』『Loro Piana(ロロピアーナ)』『Brioni(ブリオーニ)』『Brunello Cucinelli(ブルネロ・クチネリ)』『ルーズフィットのパンツ』です

上記のプレタポルテで発表されている『スーツ』はタック付き、または『ルーズフィットのパンツ』です

『トレンドがオーダーとどのように結びついたのか』

かつて定着しました『スリムフィット』『ボディコンシャス』の流行も一時代を築く一流ラグジュアリーブランドのクリエイター、デザイナーの才能豊かな感性と能力による提案により最終的に量販店まで拡大し世界的なマスアイテムとなりました

『ある意味シャワー効果』も言えます

しかしトレンドの仕掛け人であります現在のメゾン、ラグジュアリーブランドゆるいスーツやジャケット、パンツの提案ばかり』です

現在も過去もトレンドは全世界が注目するラグジュアリーブランドから全世界へ発信され、やがて『シャワー効果』として量販店まで定着していきます

例えばビットローファーは『GUCCI』が元祖ですが大ヒットしたため、たくさんの靴メーカーが販売しています、トレンドとはそういうものです

2000年のところで解説させて頂きました

『イタリアナポリ仕立て』

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さすがに、現在人気のイタリアクラシックブランド『Cesare Attolini(チェザレ・アットリーニ)』『Stile  Latino(スティレ・ラティーノ)』を見ても昨今はナポリ仕立ての特徴である『アンコンジャケット』はあっても『スーツ』のディテールではライトネス軽さ、『ハイゴージ』『ワイドラペル』『ベリード』『段返り』『アンコン』『マニカカミーチャ』『バルカポケット』『パッチポケット』『大見返し』大見返し、いわゆるナポリフルセットスーツは『アンコン』『ベリード』『パッチポケット』の単体はあるものの『フルセットは既に見かけなくなり」10年前と比較し『それを着ていればお洒落な時代ではなくなりました』

『シューズ』今後『靴を選ぶ際、何を基準に選べばいいの』

靴は短期間で使い捨てではなく

『靴の良さ」とは『革質』と製法技術『Goodyear Welt(グッドイヤー)』です『革靴が本業』である靴ブランドの良い靴を購入し直しながらはき続けることをお勧めします

具体的に『何をチョイス』すればいいの

『Tanner(タンナー)でメジャーなフランスの『du puy(デュプイ)』『annoney(アノネイ)』が世界的に有名です

『Tanner(タンナー)とは

動物の皮を鞣して革にする皮革製品製造業のことです

『鞣す』とは

皮を革へ腐らいようにする工程のことです

『du puy(デュプイ)』とは

1948年フランス創業の世界最高峰のタンナーです

『annoney(アノネイ)』とは

1984年『デュプイ』から独立したフランス中南部にある世界最高峰のタンナーです

その中で『Box Calf(ボックスカーフ)が有名です

『Box Calf(ボックスカーフ)とは

『カーフ(仔牛)』の原皮をクロム鞣し、強度があり特殊加工により大きな傷はつきにくいと言われます

『クロム鞣し』とは

塩基性硫酸『クロム』を使用して鞣したもの

特徴は軽く薄く柔らかく耐久性もあります

『お形』

先のとがった『ロングノーズ』や過剰な装飾の靴はNG

『round toe(ラウンドトウ)』『ショートノーズ』気味のお靴『Joseph Cheaney(チーニー)』『Church’s(旧チャーチ)』『Paraboot(パラブーツ)』『(Aldenオールデン)または似寄りを選びましょう

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『balmoral(内羽根)cap toe(ストレートチップ)』とは

つま先が横一文字にハギ、縫い目があるビジネス及び『フォーマルシューズ』

 

 

 

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『balmoral(内羽根)のplain toe(プレーントウ)』

『balmoral(内羽根)cap toe(ストレートチップ)』と同格以上の靴『whole-cut shoe(ホールカット)』

『whole-cut shoe(ホールカット)』とは

1枚革で作られた1ピースとも呼びます

 

 

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『derby(外羽根)plain toe(プレーントウ)』

少々カジュアル好きな方には『derby(外羽根)plain toe(プレーントウ)』ジャケパン向き』です

外羽根『blucher(ブラッチャー)』レースステイが外側に出ている構造のお靴があります

ドイツの軍人『Gebhard Leberecht von Blucher(ゲプハルト・レべレヒト・フォン・ブリュッヘル)』が1800年代に考案し軍靴として採用されました

着脱が容易にでき実用性フィット感を実現。、こちらはクールビズなど『ジャケットスタイル』にお勧めです

注意点は混同している方がいますが『フォーマル式典には向きません』

『derby shoe(ダービーシューズ)』『oxford(オックスフォード)』って何のこと

専門的にわかりやすく深堀り解説していきましょう

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『derby shoe(ダービーシューズ)』外羽根『blucher(ブラッチャー)』『全て同じ意味』です

『derby shoe(ダービーシューズ)』とは

諸説あり、英国でこう呼ばれ競馬のゲートにヒモを通す羽根部分が似ている説と『Edward George Geoffrey Smith-Stanley,14th Earl of Derby(14代ダービー伯爵)』用に造られたという説がございます

『外羽根』とは

ヒモを通す羽根が甲に乗りかぶさるようにして上から縫い合わせたタイプ

ジャケットやブレザーカジュアルな装い向きです

『blucher(ブラッチャー)』とは

米国でこう呼ばれます

ドイツの軍人『Gebhard Leberecht von Blucher(ゲプハルト・レべレヒト・フォン・ブリュッヘル)』が1800年代に考案し軍靴として採用されました、着脱が容易にでき実用性とフィット感を実現

『oxford(オックスフォード)』内羽根『Baimoral(バルモラル)』『コチラも諸説ありますが....

『oxford(オックスフォード)』とは

『University of Oxford(オックスフォード大学)』の学生がはいていた内羽根靴の総称

『balmoral(内羽根)』とは

紐を通す羽根と甲が一体化

『baimoral(バルモラル)』とは

1800年代英国王室の『Prince Albert of Saxe-Coburg-Gotha(アルバート公)』が考案しました

『baimoral(バルモラル)』と呼び『Prince Albert of Saxe-Coburg-Gotha(アルバート公)』が持つスコットランドの『Baimoral Castle(バルモラル城)』が由来です

つま先から甲のステッチが踵まである内羽根を指す説

『番外編』

ジャケパン』には

秋冬厚手の『フラノ』や『ツイードジャケット』には『スエード素材のチャッカブーツ』

昨今の春夏『コットン』『リネン』『ジャケット』には『ホワイトラバーソール』『スリッポン』タイプ『ローファー』『ビット』『タッセル』が鉄板です

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『靴のお色』

歴史的観点では

お色は『イタリア系』は圧倒的に『ブラウン』ですがスーツ発祥の『英国』では『ブラックが基本』です

『英国』では『茶』はカントリーといい貴族が休日郊外で乗馬を楽しむカジュアル用の『お靴』です

現在の『ビジネスシューズ』は黒の『ラウンドトウ』レースアップ『ヒモ』が基本です

イタリアスタイルがお好きな方はスリッポンタイプ『ローファーを含む』を好みます

長期にわたり流行りました特に明るいブラウン系は平成の流行りもの、過剰に出回りデフレ現象により少しづつ衰退していくでしょう

また『パンツ』がスリム主流時は『ロングノーズ』でしたが、タック付きや『ワイドパンツ』にはどっしりとした『round toe(ラウンドトウ)』『ショートノーズ』のお靴が合います

『お洒落は足元から』『靴を見ればどれだけ服に気を使っているか』が伝わります

実は『靴の状態』を見られています

ホテルやレストラン他では服や時計よりも靴が見られていますので、気を使いたいところです

靴の状態を見られています

たとえ履いているお靴が『JOHN LOBB(ジョン・ロブ)』『EDWARD GREEN(エドワード・グリーン)』『Berluti(ベルルッティ)』であっても見た目のダミージや履いた深いシワや変色や傷は消えませんので著しく劣化していないか

チェックが必要です

また、お取引先では仕事にも気遣いのできないダメな人と見た目で『メラビアンの法則』判断されがちです

むしろ高級ブランドの革靴でなくても深いシワのない新しいきれいな磨き上げられた靴のほうが人に与える印象は良く今後靴を購入の際はご自身の足の特徴サイズに合う革靴を『シューフィッター』がいる信頼できる環境でのショップで良い靴を購入しましょう

その後『エイジング』となります

乳化性クリームで育てていきながら『経年変化を楽しむ』

『カーフ』素材で深いシワのない磨き上げたピカピカな光沢のあるエレガントな靴で気分を高めてみてはいかがでしょか

『BAG』令和は合理的に『ビジネスにリュックもあたりまえ』

BAGをもつ目的は

ビジネス?

プライベート?

何が目的なのかを明確に!

本来『ビジネスBAG』とは置いたときに自立する黒またはダークブラウンの『シングルハンドル革製品』が基本とされています

しかし

当方のエピソード

仕事帰りに『ダレスバッグ』を持ちコンビニへ行きました、それを見たコンビニの店員さんがなかなか『今見ないタイプのバッグですね』

これが現在世の中の評価』です

懐古主義をうのみにすると『時代遅れ』『ダサい』と言われ『ダサいと思われますので注意』が必要です

『ブリーフケース』のデザインも過去とは大きく違い『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』『Bottega Veneta(ボッテガ・ヴエネタ)』『GUCCI(グッチ)』などの世界的な売れ筋『BAG』をご覧いただきますとわかりやすいです

上記の類似品をお探しになることをお勧めいたします

『懐古主義の情報』にご注意!!

時代と共に『価値観』『カッコ良さ』『お洒落』は変わるもの、いつまでも引きずらずアップデイトしましょう

令和『ビジネスバッグの主流』とは

『リュック・バックパック』

令和は合理的に『ビジネスにリュックもあたりまえ』

2020年前後のある統計によると全体の『40%前後リュックの方がいらっしゃるというデータが、今後数年で更に需要が高まり『成長する予測』されているようです

リモートワーク他、今後の動向としてデザインは『快適性重視』『多機能』『セキュリティ強化』の機能など昨今は世界的に急増した旅行などにより『市場の拡大が見込まれると予想』されます

ビジネスで急増したバックパックその理由はマンネリですが歩きスマホの際両手が開くから

次に現代の主流

『リュック』タイプ別について深堀りしていきましょう

■『rucksackリュックサック』『rucksack(ルックザック)』はドイツ語です『ruck』とは背負うを意味し『sack』とは袋、背中袋を意味します

backpackバックパック』1950年代アメリカのカリフォルニアにて『Kelty社』『ディック・ケルティ』が考案した旅行を目的とした背負う大型『バッグ』の総称です

day packデイパック』は1 Day気軽な日帰り旅行やハイキング用として誕生、その後アメリカの学生が学生鞄として愛用カジュアルな装いに適した普段使いの小型軽量『バッグ』の総称です

3つとも共通しているのは背負う『バッグ』を指します

『コート』は『膝下ロング丈』が国内のマストレンド

時代を感じるクラシックな『バッグ』『チェスターコート』

『ステンカラーコート』

『トレンチコート』

その他古めかしいタイプの『コート』の名称がつく古典的アイテムは『現在人気が低迷』しています

電車の中を見渡しても見かけなくなりました

時代が『カジュアル化』したためです

仮に現代の『トレンチコート』『SAINT LASAINT (サンローラン)』など、ビッグサイズで復活していますが一方で過去の『トレンチコート』は時代遅れと思われるでしょう

コートも『Stile Latino(スティレ・ラティーノ』『LARDINI(ラルディーニ)』【Tagliatore(タリアトーレ)】など人気ブランド売れ筋の『コート』をご覧いただきますと、だいぶ現在の『コート』は過去の古典的な商品と感じが『違います』

時代と共に価値観』『カッコ良さ』『お洒落』は時代や世代で変わるもの、現代の探究も必要です、アップデイトしましょう

『腕時計』

『腕時計』『レザーベルトのドレスウオッチ』を!!

身に着ける目的スポーツの『ジャージ』ではなく『スーツ』時計本体やベルトが薄いことが理想です

『時計』マニアのお方には

『Jaeger Le Coultre(ジャガー・ルクルト『レベルソトリビュート』『クラシックのミディアム』レザーベルトの『ドレスウォッチ』

別格として

■カジュアルですと

『Audemars Piguet(オーテマ ピケ)』『ロイヤルオーク』

■ドレスでは

『Patek Philippe(パティックフィリップ』『カラトラバ』レザーベルト

■ヴィンテージですと

『Patek Philippe(パティックフィリップ』の1932年に発表された『カラトラバ』の初代モデル『96クンロク(Ref.96)』など

上記に類似した『腕時計』がお勧めです

『眼鏡』『サングラス』の傾向は

ここ4~5年の傾向は

太セルが人気ですその背景として下記の2ブランドの影響も大きいです

『Jacques Marie Mage(ジャック・マリー・マージュ)』フランス出身の『Jerome Mage(ジェローム・マージュ)』が2015年からスタートしたロサンジェルスのブランドです、全ての商品がシリアルナンバー入り

『guepard(ギュパール)』フランスヴィンテージをイメージして作った日本のブランドです

2025今後のトレンド最先端

イチオシは横長縦浅タイプ

『ダブルブリッジ』『ハイブリッジ』

がお勧めです

海外の方は『ファッション』と『スタイル』というキーワードをよく使います

この二つについて深堀していきましょう

『Fashion(ファッション)』とは

服装の流行他『ヘアースタイル』『メイク』『フレグランス』『ミュージック』『ライフスタイル』も指す=▷現代情報、世の中にあるものを指します

『Style(スタイル)』とは

自分らしい表現法=▷自分でつくりあげていくもの

トレンドを語るうえで『SNS』により過去現在では大きく変化が起きました

情報が多すぎて困惑というお方も多いのでは

その根拠が....

また『個人の好みによる発信』『誤情報フェイクニュース』が多いのでは

『懐古主義』の言うことをうのみにし『ダサい時代遅れ』と言われたり、思われたり

情報と言えば

以前はファッションの権威ともいえる『ヴォーグ編集長』に耳を傾け

■現在は『ユーチューバー』一人一人に信者がいる時代です

『信頼できる情報を入手しましょう

ビジネスで着るお色やアイテムは基本的に変わりません

現在のディテールとサイズ感がすべて

1990年代初頭『スリムフィット』『ボディコンシャス』が出てから約『30年が経ち』

ピタピタパツパツの登場から『20年が経過しました』

世界の時代を引っ張る大御所ラグジュアリーブランドは『メンズ』『ウィメンズ』共に現在では『ビッグシルエット』『オーバーサイズの提案ばかり』です

こうして『スリムフィット』『ボディコンシャス』から適度にゆとりを入れた落ち着いたシルエットの『スーツ』の時代が定着しました

過去も現在も流行が世の中を『支配』しています

これからのスーツは『サイズ感がすべて』

『サイズ感が重要です

『スリムフィット』『ボディコンシャス』もゆとりのある『スーツ』もほどよい大きさ長さです、一番重要なことは機能性あっての『スーツ』ですのであまりに細過ぎ短か過ぎ

一方『BIGシルエット』の時代に大き過ぎロング丈長過ぎにこだわりますと『確実に時代遅れ』になります

またあとで『ご調整や修理も困難』であり『不可』となります

繰り返しますが程よいサイズ感』です

昨今の『クラシックスタイル、トレンド』をご自身で観察するには

既製服『つるし』『ファストファッション量販店』見るのではなく年に2回3月と9月『ISETAN MEN’S(新宿の伊勢丹)』『Hankyu MEN’S TOKYO(有楽町の阪急メンズ)同じく新宿3丁目と銀座4丁目の某有名専門店『BEAMS Ginza(ビームスFさん)』『SHIPS Ginza(シップスさん)』を見に行かれると現在とこれからのビジネスにおける現代的なクラシックスタイルの方向性がつかめます

この差は『10年以上違うと』言っても過言ではないでしょう

同じ既製服つるしの世界で販売員の『スーツ』姿、提案、展示している『スーツ』『シャツ』こんなに双方で商品が違うという事に気付かれる』ことでしょう

イメージをつかめたらarcでオーダーしましょう

『OFFの日にカジュアルにコーデするアイテム』は

『BALENCIAGA(バレンシアガ)』のアーティスティック・ディレクター『Demna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)』で注目されたダメージ系『ワイドジーンズ』この傾向は様々なアイテムもダメージ加工の商品が『急増中』

ダメージによるグランジやワイルド悪そうな怖そうな印象の『street fashion(ストリートファッション)

『Demna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)』は2025年7月以降から『GUCCI(グッチ)』の新アーティスティック・ディレクターに就任することが決まっています

『BALENCIAGA(バレンシアガ)』の後任として元『Valentino(ヴァレンチノ)』『Pierpaolo Piccioli(ピエールパオロ・ピッチョ―リ)』がクリエイティブ・ディレクターに就任

『パンツ』全般に言えますが、現在も『ワイドシルエット主流』です

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アウターは『本革』『ムートン』がトレンド傾向です

『レザー』と言えばこれまで(合皮いわゆる『フェイクレザー』『レザー』と表現した会社店舗もありましたが2024年3月に『JIS』により本革でない商品はレザー(皮革)』と表記または名乗ってはいけないこととなりました

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夏は『リネン』『コットン』『ジャケット』にインナーは今後しばらくトレンドの開襟『オープンカラーシャツ』そして『スキッパー』がトレンドです

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スポーツブランド『sneakers(スニーカー)』は終焉傾向にあり大ヒットの『Loro Piana(ロロ・ピアーナ)でみるホワイトラバーソールスリッポン革靴』へシフト傾向にあります

これまでは

ストリートファッション=▷『パーカー』『ジーンズ』『スポーツブランドスニーカー』ではなく=今は『ジャケット』『セットアップ』『スラックス』『革靴』へとOFFのカジュアルの提案も変化』しました

或いは

『セットアップ』『クルーネックのTシャツ』そして『スポーツブランドスニーカー』が一般的でしたが=▷現在は『セットアップ』『ポロ襟』のインナー、そして『ホワイトラバーソール』を世に広めた『Loro Piana(ロロ・ピアーナ)』に類似した『シューズ』が多数出てきました

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今後はやや上品かつドレスよりにトレンド傾向が移りインナーも襟付きそして『ホワイトラバーソールのスリッポン』はドレスダウンに適し『現代的』しばらくトレンド傾向です

令和のカッコ良さ』とは

結論から言うと

誰がどのような観点で評価するのかによって違いますが

どれだけ現在の『トレンド情報』を持ち、それを『吸収』『理解』『意識』『取り入れ』『悪目立ちせず』『ご自身に似合う商品』『TPOいつ、どこで、どんな目的』『適確な服をチョイス』『コーディネー』ができるか!

ではないでしょうか

時代と共に『価値観』『カッコ良さ』『お洒落』は変わるもの、いつまでも引きずらないことです

なぜなら

例えば

映画『007』『James Bond(ジェームズ・ボンド)』の名『Sir Thomas Sean Connery(ショーン・コネリー)』から『Daniel Craig(ダニエル・クレイグ)』まで『価値観『カッコ良さ』『お洒落』時代と共に変わり』ました

クラシック、クラシック回帰も時代と共に変わり、こんにちまで少しづつ変化しアップデイトしています

カッコいいファッショニスタの現在の特徴は時代遅れの服を着ないコーデしない、現在のトレンドを理解し意識しているからこそお洒落に見えます

ファッションある意味『フルーツと同じで鮮度がすべて』!

言い換えるとファッションとは

『新しい』

『古い』かです

平成の『スリムフィット』または『ボディコンシャス』『スーツ』は1990年代前半から『流行りました流行もの』でした

一度流行ったトレンドは永遠には続きません

時代と共に『価値観』『カッコ良』『お洒落』は変わるもの

どこへ行っても類似品だらけ、この時点で1つの流れは終わっています

『トレンドの終焉』『トレンドの始まり』とは

終焉=▷飽き

にトレンドの始まりお洒落でカッコいい人とは『人とは違う』

■始まりは=差別化にあります

今後も過去のようにそれを着て

はくことが本当に素敵と判断されるのか

お洒落なのか

否か

見直す必要がございます

令和は、スーツ業界が活性されるときではないでしょうか⁉

『世界4都市4大コレクション』とは

コレクションとは年に2回行われる新作を発表するファッションショーを意味します

その中でも

『Paris collection(パリコレクション)』

特徴はその年のファッションの傾向を決定づける有数の『メゾン』『ラグジュアリー』『デザイナーズブランド』が新作を発表し『全世界の注目度信頼はとても高い』とされています

『Milan collection(ミラノコレクション)』

特徴はイタリアミラノで行われ『ターゲットが高めの高級ブランド』が多い

『New York collection(ニューヨークコレクション)』

特徴は『シンプルイズベスト、コンサバ、リアルクローズ』の傾向ブランドが多い

『London collection(ロンドンコレクション)』

特徴は『street fashion(ストリートファッション)若者をターゲット』にしたブランドが多い

『2025春夏のトレンド』は『maximalism(マキシマリズム)』

『maximalism(マキシマリズム)』とは

過剰主義という意味です

大切なものや好きなものに囲まれることにより幸福感を感じるライフスタイル

これまでの流れとは

『minimalism(ミニマリズム)必要最低限の物だけで暮らすライフスタイルのことです

『sustainable(サスティナブル)』廃棄による地球の環境に配慮し服の生産後長く着続けられることを『sustainable fashion(サスティナブルファッション)』と言います

『quiet luxury(クワイエットラグジュアリー)』ブランドロゴなどが目立たず一見ラグジュアリーとは判断できないような静かで控えめなスタイリングのことです

『Gentleman Luxury(ジェントルラグジュアリー)』経済や穏やかで豊かなライフスタイル

時代は『maximalism(マキシマリズム)』へと変化

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『オーダースーツに流行なんてないよ』と言いますが

『その真相』とは

実際どうでしょう

『オーダースーツ』に流行はない

流行はありましたむしろ世の中『流行で支配』されています

ビジネススーツもカジュアルも現在の流行で世の中『支配』されています

各時代のピッタリ、ジャストは著しく真逆に変化した

以下、時代の流れを再度簡単にまとめました

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1980年代を象徴するイタリア・ファッションは『ワイルドショルダー丈が長く大きいローゴージのジャケットに3タックなどの太く1クッションなどのパンツ』当時大好きであった『GIORGIO ARMANI(アルマーニ)』『Gianni Versace(ベルサーチェ)』の時代はダブルスーツが中心ローゴージ長く大きくに執着した時代でした

■この時代の『ピッタリ、ジャスト』はこのような感じでした

 

 

 

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1990年代は真逆のボディコンシャス細目のシルエットである90年代からの『PRADA(プラダ)』『TOM FORD(トム・フォード)』による『GUCCI(グッチ)』『Jil Sander(ジルサンダー)』の3つボタン『スーツ』を中心とした『細いスーツの流れ』

そして90年代半ばから2000年代初頭は2つ釦の『スーツ』さらに2000年初頭の最先端は『Dior Homme』を彷彿させるモドキの『ピタピタパツパツの細さ短さに執着した時代』へ変化

■この時代の『ピッタリ、ジャスト』はこのような感じでした

 

 

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そして2010年以降の令和時代は3つ釦段返りが約20年続きダブル6×2のスーツが約10年続いています

再び真逆のゆったりした服へと変化』しました

ディテールも『ナチュラルショルダー』『コンケープ』『ビッグショルダー』まで様々です

 

 

■お気づきと察しますが、シルエットだけではなく釦の数』が時代ごとに変わり各時代の『クラシック』『価値観』『お洒落』『カッコいい』は時代とともに『変化』してきました

過去現在ともにトレンドの仕掛け人は『ラグジュアリーブランド』でした

■各時代年数を重ねて『mass trend(マストレンド)』として拡大しました

『mass trend(マストレンド)』とは

社会全体を巻き込んだ大きな傾向流行をいいます

トレンドはラグジュアリーからの『シャワー効果』として、もどきの商品を中心に既製品の量販店、そして『オーダースーツ』まで紐付きました

トレンドはこれからも『ラグジュアリーブランド』から発信され21世紀のフィルターを通した『スタイル』『ディテール』『サイズ感』『素材』『仕立て』で支配されていくでしょう

1990年代から続きました『スリムフィット』の時代は『スリムフィットのスーツ』を着てお客様へご提案この時代は流石に70年代の『ベルボトム』や80年代の長すぎて大き過ぎる『ソフトスーツ』など、その時代にマッチしていない『スーツ』をご提案している会社様は見なかったですよね

平成の『スリムフィット』『ボディコンシャスのスーツ』は1990年代前半から流行りました平成の流行ものでした

少し前のクラシック回帰も、紛れもない事実トレンド『流行もの』流行そのものでした

かつて平成の流行『スリムスーツ』は60年代の『スリムスーツ』と違ったことと同様に、現在の『オーバーサイズのスーツ』も80年代そのままではなくクラシック回帰も古き良き時代のイタリヤやブリティッシュがそのまま現代に来ているのではなく現代のフィルターを通しての21世紀の『スタイル』『ディテール』『サイズ感』『素材』『仕立て』で支配されているという事です

実際に90年代流行しましたロン毛や〇〇年代の画像を見ると『古くさく感じ』

共通していることは各当時のトレンドとは異なるそれ以外の『スーツ』をご希望される方は僅か数パーセントと言っても過言ではなかったでしょう

わかりやすく言うと、その時代を象徴した『スーツ』を老若男女が選び着ました

それがまさしく時代の流れトレンドそのものではないでしょうか

『トレンド』『終焉』は『飽き』『はじまり』『差別化』にあります

■時代とともに『カッコよさ』『価値観』『お洒落』は変わるもの『トレンド』『終焉』『飽き』『はじまり』『差別化』にあります

デフレでどこも同じ服が並び

『飽きる』

人と違うからカッコ良く素敵にお洒落に女性はかわいく見えます

『差別化』

トレンドが世の中を『支配』しています

現在では、え~っと思いますが各時代その服を着ることで事実モテた時代です

事実1990年代前半『ボディコンシャッスのスーツ』が登場、しかし一般のお方は大きく長い『ソフトスーツ』をまだまだ着ていて『ジャケット』は肩幅も身幅も大きく長く『パンツ』も太く長くに執着、当時の映画でも確認できます、一般女性の意見は『ジャケット』『パンツ』共に丈がツンツルでヘン・ダサい『パンツ』のお尻がパンパンで気持ち悪いと言われる時代でもありました、一般大衆が細い『スーツ』を着だしたのは10年後の2000年代初頭からでした

正礼装を除き『コート』『スーツ』『ジャケット』『シャツ』『パンツ』『靴』『ネクタイ』などメンズ服の装いすべてに通じることなのですが定番を持っていれば安心という時代ではなくなり時代ごとに『ディテール』『サイズ感』『色柄』『素材』『見た目』が変化しています、例えば今『ベルボトム』や70年代ファッションをいいと思うか否か...有名ブランドの定番商品はなぜ同じ名前を付けてモデルチェンジするのでしょう...それは『飽きられたのと時代が違うから』です

現実的に過去ピタピタパツパツの商品を販売していたイタリアブランドの多くは現在のトレンドの変化ニーズに伴い『オーバーサイズ』におき直し同じ商品を販売しています

よく語られるキーワード

chic(シック)』の意味は上品で、洒落ていることを指します

『orthdox(オーソドックス)』の意味は正統派です

『timeless(タイムレス)』は英語の形容詞で時間がどれほどたとうと常に新鮮さや価値を保ちつづけるものを指します

『basic(ベーシック)』英単語は、根本である基礎、基本的など

『classic(クラシック)』は古典的や伝統的、格式

『simple(シンプル)』は簡単な、単純なを意味する英単語

『standard(スタンダード)』は定評、定番

まとめ

1970年から1980年までのトレンドは『Bell-Bottoms(ベルボトム)』または『ラッパズボン』裾に向かって広がった『パンツ』を総称して『Flare(フレアー)』と言い『Boots(ブーツ)』に合わせる裾に向かって広がった『ジーンズ』を『Boot Cut(ブーツカット)』と呼びました個性豊かな時代、当時『パンツ』を意味するフランス語『Pantaloons(パンタロン)』と呼ばれた時期もありました『baggy pantsバギーパンツ)』『ワイドパンツ』系の流れなど、ドラムカンタイプと裾に向かって広がったパンツが流行しました

1980年代はドレス・カジュアル共にゆったりした大きく長くに執着した服の時代でした

1990年代は80年代の真逆ドレス・カジュアル共に『タイト』『ボディコンシャス』の服の時代でした

2000年代は90年代と比較し、さらに細さと短さに執着した服がドレス・カジュアル共に流行った時代でした

2010年代からは2000年代までの細さと短さに執着した時代とは真逆である『オーバーサイズの時代』へと変化、単に1980年代ではなく現代的にアレンジされた流れの時代に突入

2020年代は引き続きドレス、カジュアル共に『オーバーサイズ全盛の時代』となりました、昨今のウィメンズでは『SAINT LAURENT(サンローラン)』『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』が提案する『パワーショルダー』と題しエレガンスを秘めた『パワービューティー』大きい肩のテーラードが話題に、どの時代もある意味誇張してきました

過去半世紀にわたり確実に時代は変化しトレンドが世の中を支配してきました、時代と共に皆様がトレンドに関心を持ち時代の流れに参加した結果、各時代が大きく動きました

その中で好きなものを買いしっくりきたものを着て気負わず楽しむ、わかりやすく言うと、その時代を象徴した『スーツ』を老若男女が選び着ました、今後も今の時代に溶け込むことがセオリーだと言えます

今後のワードローブの参考になれば幸いです

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スーツの歴史について、お勉強されたい方は

次の3冊がお勧めです

キャリー・ブラックマン『メンズウェア100年史』

ハーディー・エイミス『イギリスの紳士服』

片瀬平太『ナポリ仕立て奇跡のスーツ』

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お勧め映画

『シングルマン』2009年あの『トム・フォード』監督作品

『キングスマン』2014年

『キングスマン ゴールデン・サークル』2017年

いずれも名優『コリン・ファース』出演のお洒落でカッコいい映画ですヨ!!

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今後もお客様のためになるお役立ち情報、お客様の知りたい情報を中心に簡潔にわかりやすく所見ではなく事実を発信していきます

越谷店のインスタもお時間ございましたら是非、ご覧いただけますと幸いでございます

こちら越谷店ではクラシックとトレンドの両輪、お気軽に越谷店へお越しくださいませ

お待ちしています

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