スーツを仕立てる前の豆知識~世界三大毛織物産地~

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こんにちは!
夏が終わり、すっかり秋になってきましたね。

肌寒くなってきて衣替えも終わり、スーツの新調を考えていませんか?

スーツ屋さんに行って生地がいっぱいある中、産地の表記もあったりしてどの生地を選べばいいのか迷ってしまう事もありますよね。
そこで、今回は産地ごとに特徴が異なる生地の事をご紹介します。
とっておきのスーツを新調する際、生地の産地にも着目してみてください。
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【イタリア】
取り扱いのある生地の中でもっとも多いイタリアの生地。
見た目の美しさと肌触りの良さを優先に考えられています。
ゆるく織られることで柔らかな風合いを生み出しています。
 体の動きに応じて自然にできるシワが光を反射して美しさを演出します。

全体的に柔らかい生地が多く、ドレープ感があり発色が鮮やかで光沢感があるスーツを仕立てたいときにオススメです。

 ★イタリアのオススメブランド

「ゼニア」「レダ」「カノニコ」「ロロピアーナ」「デルフィノ」

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【イギリス】
スーツ発祥の国として広く知られるイギリス。
「スーツは現代の鎧」とも言われますが、まさに鎧のような堅牢性を重視して作られています。
イタリアとは反対に丈夫さに重きを置き、ゆっくりと目の詰まった織り方をすることでしっかりとした風合いを生み出しています。

良いものを長く愛用したい!という方にオススメです。

 ★イギリスのオススメブランド

「ハリスツイード」「ドーメル」「MOON」

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  【日本】
実は「世界三大毛織物産地」の一つであることをご存知でしょうか。
愛知県の西部から岐阜の一部を跨ぐ「尾州」が有名です。
国産の生地は耐久度があり、機能性が重視されたラインナップが豊富であり、コストパフォーマンスにも優れている為、海外生地よりも比較的リーズナブルに作れます。
日本の技術力により非常に均一で美しい織が実現。
光沢感もあり、機能的でリーズナブル。
初めてのオーダースーツに国産生地から仕立ててみるのもオススメです。
業界でも注目度が高い国産生地は、他2国に比べ生産量が多くありません。

そのため希少価値の高い生地ですがアークでは尾州地方に生地問屋を構え、安定した商品展開を実現しています!

 ★日本のオススメブランド

「御幸毛織」「葛利毛織」「大同毛織」「長大毛織」

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今回は産地それぞれによって異なる生地の特徴をご紹介させて頂きました。

エレガントで華やかな印象を求めるなら「イタリア」
耐久性とクラシカルな風格を求めるなら「イギリス」
機能性にコストパフォーマンスを求めるなら「日本」

スーツの生地を選ぶ際にご参考になれば幸いです。

下見のご来店や電話などのお問い合わせも可能です。

お気軽にお立ち寄りくださいませ。

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