2025-2026秋冬パリ・ミラノトレンドカラーブラウン・バーガンディーチェック柄スーツ・ジャケット世界の傾向とは arc越谷店

皆様こんにちは、ニホンギ（二本木）です

スーツや洋服には明らかに各時代ごとの流行がありました、誰しもが時代のトレンドの存在感に関心を持ち参加したのではないでしょうか
振り返ると２０年前の最先端はブルーそしてピタピタパツパツのスーツでした、実はこの流れも当時人気のあったパリコレクション・ミラノコレクションで発表されたラグジュアリーブランドのシャワー効果でした
昨今の都内ではピタピタパツパツのスーツは流石に見かけなくなりました

２０１３年頃からこの１０年間、時代のトレンドは『真逆のオーバーサイズ』へと変化、オーバーサイズの全盛の時代に突入しました
現在男女共に若者を中心とした『mass trend（マストレンド）』として『拡大』中です
■『mass trend（マストレンド）』とは
社会全体を巻き込んだ大きな傾向、流行という意味です

今月は２０２５－２０２６秋冬のトレンドにフォーカス

現在のパリ・ミラノコレクションの特徴とは

ドレスでは、ダブルのスーツとオーバーサイズのベルテッドロングコート、スーツやジャケットの肩は広くウエストをシェイプした逆三角形のシルエットが最先端です

このスタイルは、お洒落な女性を見ると今年の春夏から銀座や六本木でお見かけしまた、少し前は『ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA）』直近では『サンローラン(Saint-Laurent)』のコレクションが今年の春夏から引き続き評価が高いコレクションです
オフィスで着る男女オフィスウェアの提案の多くは上品、落ち着いた印象を与える色の効果を使いライトグレーからチャコールグレーまでの濃淡幅広いグレーのお色使い、素材ではツイードやフラノ、カシミヤなどの軽く柔らかい厚手素材の提案がメンズ・ウィメンズ共に多いのも今季の特徴です『ゼニア（ZEGAN）』など

トレンドカラー

２０２０年以降から確実にカジュアル化が進みスーツよりも新しい提案はジャケットに注目が集まります
特筆すべくは
大きいジャケットには、ややタイトめのボトムスをコーディネートするのが今季の特徴です
タイトといっても過去のピタピタパツパツはだいぶ前に終わっています
現在はワイドまたはワイドテーパードのスラックス２プリーツ(２タック）が主流です

トレンドカラー

ブラウン、バーガンディといった秋らしい深みのあるダークな色合いが今季の注目カラーです
フォーマルのブラックとパリコレデザイナーズで見る芸術的なデザインもののブラックの服は常に提案されていますが、ここ数年は過去のフォーマルブラックやデザインもののブラックとは対照的な柔らかいイメージのブラウンの提案が目立ち主流といえます
注目すべきはブラウンの異なる素材同志のワントーンコーディネートやワンカラーコーディネート（全身ブラウン）など

ブラウンも深みのあるチョコレートブラウンやコーヒーブラウンなど『フエンデイ(Fendi)』『ディオール(Dior)』などが提案していました

数シーズン前『エルメス(Hermes)』が提案したバーガンディ系、赤みの強いカラーやパープル系とチョコレートブラウンやダークブラウンはやっと他のパリ、ミラノのメゾンそしてピッテイが追いついてきた感じでしょうか
今秋冬の『ブルネロ・クチネリ（Brunello Cucinelli)』は積極的に赤みのあるお色を展開
日常の着こなしに取り入れやすく秋冬らしい定番のお色です