スーツのトレンド40年史 トレンドはラグジュアリーのシャワー効果 トレンドは真逆へと変化した 2025 arc越谷店

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皆様こんにちは、ニホンギ『二本木』です

本日もお客様のためになる情報を『是々非々』の観点で『忖度なし』に簡潔にわかりやすく濃い内容でお届けいたします

今回は、お客様から『今』の『トレンド』とは『流行を追いたくないけど時代遅れだと思われたくない』!!

と多数服にご関心を持ち『トレンド』にご興味をお持ちのお客様もいらっしゃいます

そこで本日は

スーツを中心にメンズファッションの現在の傾向と過去を実経験』実体験をもとに振り返り『スーツの40年史について時系列に沿って』解説させていただきます

こちらの記事の目次
1.1970~80年代のスーツのトレンドは
2.1980年代のスーツのトレンドは
3.1990年代のスーツのトレンドは
4.2000年代のスーツのトレンドは
5.2010年代のスーツのトレンドは
6.2020年代のスーツのトレンドは
6-1. 『ラグジュアリーブランド現在の傾向』は
6-2. 『トレンドがオーダーとどのように結びついたのか』
6-3. 『イタリアナポリ仕立て』
6-4. 『シューズ』今後『靴を選ぶ際、何を基準に選べばいいの』
6-5. 『BAG』令和は合理的に『ビジネスにリュックもあたりまえ』
6-6.コートは『膝下ロング丈』が国内のマストレンド
6-7. 『腕時計』
6-8. 『眼鏡』『サングラス』の傾向は
6-9.海外の方は『ファッション』と『スタイル』というキーワードをよく使います
6-10.トレンドを語るうえで、『SNSにより過去現在では大きく変化』が起きました
6-11. 『ビジネスで着るお色やアイテムは基本的に変わりません』
6-12.これからのスーツは『サイズ感がすべて』
6-13.昨今の『クラシックスタイル、トレンドをご自身で観察』するには
6-14. 『OFFの日にカジュアルにコーデするアイテム』は
6-15. 『令和のカッコ良さ』とは
6-16.ファッションもある意味『フルーツと同じで鮮度がすべて』
6-17.『世界4都市4大コレクション』とは
6-18. 『2025春夏のトレンド』とは?『マキシマリズム』
6-19.『オーダースーツに流行なんてないよ』と言いますが、その真相とは
6-20.各時代のピッタリ、ジャストは著しく真逆に変化した
6-21.『トレンド』の『終焉』は『飽き』『はじまり』は『差別化』にあります

では早速

令和の『現代的なスーツ』とスーツ40年史トレンドの『真相』とは

スーツには明らかに各時代流行がありました

各時代年数を重ねて『マストレンド』として『拡大』しました

マストレンドとは

社会全体を巻き込んだ大きな傾向、流行という意味です

では早速『10年ごと』『過去』を振り返ってみましょう

『10年スパン』でみた『トレンドの流れ』とは

1970~80年代は

この時代は『様々な発想クリエイトの時代』でした

特筆すべきは3つございます

映画1978年公開のSaturday Night Fever 『サタデー・ナイト・フィーバー』

主演のジョン・トラボルタが着る白のスリーピース『ジャケットとパンツはややジャストサイズ』にシャツはオープンカラーでジャケットの襟の上にシャツの襟を出しパンツはフレアー細いシルエットですがヒザから裾へ向かって広がった当時は『ラッパ』と呼びました『ベルボトム』当時の若年層の間で大流行しました

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YSLイブ・サン・ローランのフレアパンツは伝説

カジュアルも『時代が反逆』若年層はリーバイスの646ベルボトムや517ブーツカットのジーンズをはきました

1970年代の特徴はフレアパンツが大流行し、この時代の映画が物語っています

当時当方は幼稚園から小学校低学年百貨店で母にYSLのベルボトムを買ってもらった記憶と当時の画像が残っています

次に多数のアメリカ映画で着用された大御所ジョルジオ・アルマーニのスーツです

『1980年公開』のアメリカ映画American Gigolo『アメリカン・ジゴロ』

主演で登場するリチャード・ギアの着るアルマーニのスーツが全世界で注目を浴びました

70年代後半は『ソフトスーツ』これまでの伝統的な構築的なスーツである概念とは逆なスーツ革命を起こしたモード界の帝王巨匠『アルマーニ』

その特徴とは

『ソフトスーツ』『ソフトシャツ』という『カテゴリー』が『誕生』しました

これまでのスーツと言えばパットや副芯材を入れ構築的なスーツがメインでしたが『真逆のソフトスーツの時代』

当時当方自身も着用していました

その特徴とは

『軽い』『ファッショナブル』『着やすく』『薄いパット』『柔らかい素材』『ワイドシルエット』『肩幅が広く』『ノーベント』『腰ポケットフタなし』全体的に大きくゆったりした丈の長い上着にクリースなしタック付のパンツで全体がゆったりしたノッチドラペルのダブルブレストのスーツ『流行り』した

その後、アンコンを定着させたのもジョルジオ・アルマーニ

巨匠アルマーニと言えば『黒を着ないネイビーを好む』ことでも知られています

ここから『真逆の新しい時代』がスタートしました

1980年代は

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パリコレ御三家

日本の『DCブランド、モードの絶頂期』でした

一言で言うと『刺激的で強い個性の時代』

1.『コムデ・ギャルソン・オムプリュス』黒・紺のゆったりしたシングル3釦の芸術的なデザインモノ

2.『ヨージ・ヤマモト・プールオム』黒・紺のオーバーサイズのシングル3釦の芸術的なデザインモノ

3.『ジャン・ポール・ゴルチェ』ワイルドショルダーに強いウェストシェイプの芸術的なデザインモノジャケットにワイドまたはスリムパンツ

黒の芸術的なモダンなデザインモノ

『パリコレ御三家の時代』

他デザイナーズブランドの時代が到来

■ミラノの3G

ミラノでは、頭文字をとって『3G』といわれ

1.『ジョルジオ・アルマーニ』

2.『ジャンフランコ・フェレ』

3.『ジャンニ・ヴェルサーチ』

が世界で絶賛

ビジネススーツの新たな時代、方向性を築き上げたミラノ御三家』

この時代当方は上記パリコレ御三家とミラノ御三家が共に大好きで購入していました

ここまでは『今までに無い価値観が特徴』でした

■ティーン若者の街原宿竹下通りでは

フライトジャケットMA-1に黒のジョッパーズ腰には白黑のボーダーのロングTをまきスポーツブランドのスニーカーファッションが制服のように流行りました

一方では本格的なアメカジビンテージ古着もトレンドに

アメカジ渋谷のバックドロップは伝説のショップ

当方この時代原宿下通り中央に位置した地下のショップ『Crazy Cat』の店長としてまだ20歳でした

ヨーロピアンのデザイン物の服を中心に展開

当時アメリカのビルボードチャートで大ヒットしたアルバム『イリミネーター』で有名なアメリカスリーピース・ロックバンドの『ZZ Topジージートップ』や若いころの『Bon Joviボンジョビ』が来店され店内のディスプレーの板に直筆でサインをいただきました

原宿の記憶が蘇ります

1990年代は

コンサバ、リアルクローズ

80年代とは真逆の

『コンサバティブやリアルクローズ』をスローガンに新たな『価値観の時代』が到来

コンサバティブとは

『保守的』『無難』という意味です

リアルクローズとは

『現実的な』という意味です

何といっても男子は誰もが『ロン毛』でした

ボディコンシャスの時代へ、ここから真逆へと時代が動き』ました

大御所ラグジュアリーブランドの『若返り』

『プラダ』はミウッチャが手がけるポコノやテクノストレッチ各ストレッチ素材

『グッチ』はトム・フォードがディレクターに就任しニューラインの『バンブー』『ビットモカシンローファー』各種『Gバックルベルト』から美しく洗練された『セクシーなスーツとシャツ』まで

まさにトータルでカッコ良く『新しい血』が入ることで活性され物凄いインパクトでした

『プラダ』『グッチ』2大ブランドにより『スリムフィット』『タイトフィット』『ボディコンシャス』の時代へ突入今後のビジネススーツの方向性が導かれ』ました

1990年代初頭、当時『プラダ』『グッチ』共に直営店がメンズコレクションラインを展開していない時に当時在職していた新宿のセレクトショップで展開を提案、しかし上司から売れないと言われ猛反対却下されましたが頭のかたい上司を数日かけて説得しトータルでバイイング結果なんとバブルの時よりかつてない売り上げ高を誇りました

いい思い出です

両ブランドの成功をきっかけに若返りの老舗ブランドが続々と….

平成の『スリムフィットスーツ』の『仕掛け人はラグジュアリーブランド』だった!!

90年代のビジネススーツ主流』

クラシコイタリア

1990年代『イタリアクラシック』スーツの世界では『ブリオーニ』『キートン』『アットリーニ』『ヴェルベスト』『イザイア』が人気でした

よく誤解があるのですが『クラシコ・イタリア』について深堀していきましょう

クラシコ・イタリアとは

こういうディテールや見た目がクラシコ・イタリアという事ではなく『クラシコ・イタリアとはクラシコ教会いいます

ではさらに深堀していきましょう

クラシコ・イタリア協会とはフィレンツェが本拠地の『伝統的既製服縫製業界組合』

1986年ダウンジャケットで有名な『ヘルノのジュゼッペ・マレンツィ』により古典的伝統的な縫製技術を得意とした会社で結成、その商品の傾向を一まとめにしてクラシコ・イタリアといいます

協会には『ルイジ・ボレリ』や『イザイア』『キートン』などそうそうたるメンバーが集結

『協会の目的』とは

■ハイ・クオリティのモノづくり
■職人の技術を継承すること
■イタリアのクラシック・エレガンスを後世に残すこと

1990年代スーツの最先端その特徴とは

当時の『スーツのトレンド』『スーツの着こなし』その『特徴』とは

①細身の3ツ釦ジャケット

②ハイゴージ

③サイドベンツ

④細いノータックのテーパードパンツ

⑤ワイドスプレッドシャツ

⑥スクエアトウのシューズ

⑦時計は『ロレックス』『デイトナ』『サブマリーナデイト』そして『スピードマスター』現在人気の『ウブロ』はこの時代30万円くらいからありスポーツやダイバー系の流れから『カルチェ』のタンクなどの『四角スクエアの時代へ』シフト『フランクミュラー』がトレンドに、当方は『サブマリーナデイト』『ウブロ』を交互で使用していました

⑧BAGはヴィトンやエルメスのトート『サックプラ』など

プラダの各『ナイロンBAG』

更にカジュアルにはボディバッグのはしりヴィトンの『ガンジュ』が売れ筋人気でした

女性はプラダのリュックとエルメスの『フールトゥ』『エールライン』

⑨メンズヘアースタイルは『ロン毛』表参道や青山の『SHIMA』が最高でした

⑩ハーフコート

以上こうした流れがある意味シャワー効果として結果、既製品量販店までモドキ類似品でいっぱいに』なりました

『2つボタンスーツ』の登場

グッチやドイツのジルサンダーなど『シングル2ツボタン』『センターベントのスーツ』が出始まりました

『ビジネスカジュアル』とは

1990年代アメリカとカナダのホワイトカラーの職場で採用されました、リラックスした印象でありながらもきちんとした服装を意味します

『世界が絶賛90年代最高のデザイナーズ』とは

『ドルチェ&ガッバーナ』

当時アパレルで洋服が好きな方ならパッと見て売れるなと思ったと思います

1990年当方は東証一部上場のアパレル企業当時バーニーズ新宿店隣の新宿のセレクトショップ『シャリバリ新宿店』で日本では一番早くドルガバのメンズとレディースを扱い販売していました

半袖Tシャツ1枚9万円ネクタイで30,000円と当時30年前としては高額ブランドでしたが反響は大きくよく売れました

ドルガバはビジネススーツにも少なからず影響を与えた存在』です

改めて『ドルチェ&ガッバーナ』とは

シチリア出身のドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナ創立のドルチェ&ガッバーナはシチリア・ルックや『アンコン』『ジョッパーズ』『ベスト』『大きなバックルのベルト』など毎シーズン違う発想も新鮮でした

そのほかアンコンで人気の『ロメオ・ジリ』など

ルイ・ヴィトンの『モノグラム誕生100周年』『マーク・ジェイコブス』による『ルイ・ヴィトンのプレタポルテも最高』でした

1996年モノグラム誕生100周年を祝い、7人のデザイナーが手掛けた今となっては激レアなBAGが世界7都市で販売されました

1.アイザック・ミズラヒ』ビニールトートバッグ

2.アズディン・アライヤ』ヒョウ柄ハンドバッグ

3.ヴィヴィアン・ウェストウッド』ヒップバッグ

4.シビラ』リュックに傘がついたタイプ

5.ヘルムート・ラング』レコード用のハードケース

6.マノロ・ブラニック』ューズケース

7.『ロメオ・ジリ』ワンショルダーバッグ

以上7型、歴史に残る『激レアなウィメンズBAG』

新進デザイナー『mode系デザイナーズで最高のブランド』とは

アントワープ出身の

1.アン・ドゥムルメステール』

2.ダーク・ビッケンバーグ』はこれぞデザイナーズという存在

3.ドリス・ヴァン・ノッテン』

4.マルタン・マルジェラ』『メゾン・マルジェラ』

マルジェラの芸術的なセットアップや独特のレザーライダースジャケット

ビッケンバーグのシューズ

ドリスのアンコンジャケットを当時着ていたことを思い出します

『ウラハラ』

若者には裏原

なかでも1993年頃からの『アンダーカバー』は伝説のブランド

一方でデザインモノや大きいたっぷりした服は『衰退』

2000年代は

2000年以降は『引き続きスリムですが....』

混沌とした時代、多様性、着る側が好きなものを好きなようにチョイスする時代

ヘアースタイルはロン毛から『真逆』のベリーショートまたはショートへ

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 1.『ピタピタパツパツのジャケットやパンツ』が『2000年代初頭の最先端』ビジネスにも定着

①特に2000年代初頭はピタピタパツパツ系の『エディ・スリマン』の手がける特徴はミニマム、ショート『トム・ブラウン』『ショート丈の段返り』そしてトリは『ディオール・オム』

『センターベント』『スキニーパンツ』『ノークッション短めにはくスタイル』が定着しました細さと短さを攻めて攻めた時代』です

この時代のシャツは『カッタウェイやホリゾンタル』靴は『ブラウン』が流行りました

この時代の『ビジネススーツの主流イタリア仕立て』とは

この時代の『ビジネススーツの最先端』とは

2.もう一つの最先端スーツは2005年からの『トム・フォード』

特徴は

シングル2つボタン

ピークドラペル

チェンジポケット

ハリウッドのスターやセレブが着用した画像からも人気度がうかがえました、またシャワー効果によりモドキの商品が多数出回りました

次に

3.新たなビジネススーツの方向性を導いた『ナポリ仕立て』

イタリアは『3つの仕立て』があります

『ミネラーゼスタイルイタリア北部ミラノ

コンケープショルダー、構築的な英国風、ミラノは銀行が多く堅く堅実な身なりが重要、英国のスーツとの違いは柔らかい着心地『A・カラチャニ』はとても有名です

『フロレンティーンスタイル』イタリア中部花の都フィレンツェ発祥

アメリカンタイプ、フロントダーツナシ『Liverano&Liverano』は有名です『メンズEX』でもおなじみ

『ナポリ仕立て』イタリア南部温暖なナポリ

『平成の主流ナポリ仕立て』

特徴とは

ハンドメイドを駆使した丸く曲線を駆使した仕立て、軽く『ハイゴージ』『ワイドラペル』『ベリード』『段返り』『アンコン』『マニカカミーチャ』『バルカポケット』『パッチポケット』『大見返し』

スーツはイギリス発祥ビスポーク、既製服はアメリカというように少なからずイタリアも英国やアメリカら影響を受けているようです

『KITON』『チェザレ・アットリーニ』が有名です

アンコン『ビジネスで着るアンコン』の定着

一方ではアンコンは90年代からプレタポルテ人気有名ブランド『ドルガバ』『ロメオ・ジリ』大御所『アルマーニ』から出ていましたがナポリ仕立ての仕事用としてのアンコンはこの頃から注目されました

『アンコン』とは

アンコンストラクテッド芯もパットナシ『非構築な』という意味です

そしてマニカカミーチャ

『マニカカミーチャ』とは

イタリア語でマニカは『袖』カミ―チャは『シャツ』を指します

『特徴』

袖付けがギャザーのようにイセ込むことでシャツを着たような感じの着心地です

アンコンは90年代から注目され定着ました!!

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平成の『スリムフィットスーツの仕掛け人はラグジュアリーブランド』だった!!

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それぞれ各『その時代のコンテンポラリー』でした

2010年代は

『ラグジュアリーブランドのスーツが1着50万円台』から対して『Pitti Uomo』では1着10万円台から購入できる『タリアトーレTagliatore』と『ラルディーニLardini』が日本で大人気

ラグジュアリー、ハイブランドではなく、ミドルブランド人気が爆発

時代は『真逆のオーバーサイズ』へと変化、オーバーサイズの全盛の時代に突入

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クラシック回帰『常にアップデート』

クラシック回帰とは

タイムレス、伝統的な装いを指します

単に状態が良いからと昔のスーツを着ればよいのかということではありません

有名な事例としてサヴィルロウの名店にてチャーチルモデルが飾られています、当時のモノクロ写真は3つボタン、しかし現在『2010頃』は2つボタンにアップデートされていました

『チャーチル』とは

『サー・ウィンストン・レナード・チャーチル』はイギリスの第61代そして第63代首相、とてもオシャレなお方であったようです

サスティナブル

『サスティナブル』とは

廃棄による地球の環境に配慮し服の生産後長く着続けられることをサスティナブルファッションと言います、簡潔に短期間で使い捨てではない上質な『天然素材』が中心です

2010年代スーツの特徴とは

1.細さではなく

2.前半は『アンコン』や薄い芯を使用した仕立て、いわゆるナポリ仕立てのジャケット、スーツまでもがアンコン一辺倒ななか『英国調の構築的なダブルスーツが見直され』

3.プリーツ『タック付』テーパードパンツが主流に

4.ジャケットは『広めのラペル、サイドベンツ』が共通

ジャケットのディテールは

1.『シングル段返り』

2.スリーピースでは『襟付きダブルのベスト』

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3.『ダブルスーツ6×2つがけ』が主流に

『ピンホールやタブカラー、セミワイド』のシャツを合わせ

短期間で使い捨てではない、上質な『天然素材』が中心の時代に突入

上記の流れは2010年初期頃から注目され2015年頃から各ファッション雑誌でも大きく特集が組まれています、映画や海外人気ドラマでも良くお見かけしました

バラエティ番組で出演されている男女を問わず特に若い世代の人気俳優さんの着用スーツは既に『スリムフィットではなく』『適度なゆとりのあるスーツでしたトレンドはラグジュアリーブランドからのシャワー効果そして日本のトレンドは20代の若者から根付き定着していきます、現在の若い世代がはいているパンツは2018年に渋谷へ行くとみんな『タック』つき『ハイウエスト』シルエットは『ワイド』または『ワイドのテーパード』でした

『ここから時代が真逆へと変化』しました

オーバーサイズ全盛の時代へと変化しました

■過去の映画で見るスーツスタイル=▷『第一印象は古くさいと感じ』

着るアイテムは同じなのに年代ごとに『印象がまるで違います』

2020年代は

『ストリート・ファッション』の終息

2020年代はどこから見てもオーバーサイズ全盛の時代

引き続きクラシック回帰』

2025年のスーツ&ジャケットは『3つ釦段返り』または『ダブルブレスト6×2がけ』の共に『サイドベンツ』が主流です

スラックスは2プリーツ『2タック』が主流です

シャツの襟型はセミワイド』か『タブカラー』を着ましょう

これが『現代的』!!

さらに深掘りしていきましょう

『オーバーサイズ』

どの時代もビジネススーツの着こなしには原理原則があります、ルール基本を踏まえた上で解説させていただきます

2010年代から世界の流れはメンズ・ウィメンズ共に『オーバーサイズ』を中心としたスーツが主流となり全盛期を迎え引き続きトレンドです

オーバーサイズというと体の上で泳ぐような体に合っていない80年代のソフトスーツのイメージを連想し思い浮かべます

しかし『エルメス』『グッチ』『プラダ』『ディオール』『ステラ・マッカートニー』『ゼニア』『ロロ・ピアーナ』『ルイ・ヴィトン』『マルニ』『フェンディ』『アレックス・マリンズ』『ロエベ』『ヴェトモン』『AMI PARIS』『サンローラン』『ダンヒル』『ブルネロ・クチネリ』のスーツを見ると以前はぱっとしない80年代の映画やドラマに登場するお父さんのスーツ姿を思い浮かべますが、その時代を知らない若者は勿論のこと知っている当方世代も今のオーバーサイズスーツが魅力的に見えてきます

よく『誤解』があるのですが

『オーバーサイズ』とは

過去80年代の長く大きすぎるスーツを指すのではなく肩巾や袖丈ウェストは適切なサイズにパンツの股下レングスもハーフクッションというルーズフィットといったニュアンスです

かつての体に張り付くようなピタピタパツパツなスーツと比較してゆったりしたサイズ感、機能的で快適で上品へと世界のトレンドが変化しました

スーツの『二極化』とは

2020年コロナによりスーツの二極化を迎え

①従来のスーツ『クラシックスタイル』スーツを着るルール基本を理解したうえでオーソドックススタイルのなかに自分らしさを加えた信用と安心感を人に与えるスタイル

②コロナ以降出社せずに在宅勤務により『カジュアルなジャケパン、スポーティーかつリラックスできるセットアップにリュック』

働く環境装い方の大きな変化に伴い二極化しました

『着用するスーツによりご自身の気分も変化、人に与える印象も変わります』

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現代の『コーディネート』を深堀していきましょう

ヘアースタイル』

ショート、ミディアム

『流行色』

ファッションの権威、一番信頼できる情報として『以前当ブログ』でご紹介いたしました

1.インターカラー国際流行色委員会が母体のJAFCA一般社団法人 『日本流行色委員会』

2.『パントーン』

3.『世界4都市4大コレクション』パリ・ミラノコレクションにて新作を発表する『大御所のラグジュアリーブランドから共通したメッセージが全世界へ発信』されます

4.『ピッティ・イマージネ・ウォモ』イタリアフィレンツェで年に2回行われる国際見本市、世界各国1000前後のブランドが新作を発表する展示会です

詳細は過去のブログ『2025年流行色パントーン&JAFCAとは?ファッションは色からトレンドが決まる!』徹底解説下記にリンクを貼っていますのでご覧ください

『素材』

『サスティナブル』廃棄による地球の環境に配慮し服の生産後長く着続けられることをサスティナブルファッションと言います

簡潔に言うと天然素材を指します

スーツ素材は現在も高価で高級感のある素材とは=▷『艶がある』ことでした

『2025年現代のスーツ』

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いつの時代も普遍的といえるビジネスで実用的な色となりますと国際的な2色『ネイビーとチャコールグレーの無地が基本』です

コーディネートパターンもいろいろと楽しめます

大事なことは現在のディテールとサイズ感です

この10年『格子柄のスーツやジャケットが定着』しました

金黒

シルエットは平成までは『上下ともにゆとり量を極限に減らし、できるだけ細く短くすることに執着して』いましたが令和では影を潜め現在では適度なゆとりのあるスーツここがポイント』です時代は変わりました』今の『スーツのサイズ感』とは

『上着ジャケット』

①ハイゴージが根強いですが、ややローゴージ衿巾は広め

②肩はジャストサイズでパット入りナシ

③前ボタンをとめた際に引きシワが出ない程度のウェストシェイプ

④着丈はお尻ギリギリまたは隠れる長さ

『パンツ』

⑤1~2プリーツ『タック』付きが『主流』

⑥股上は深め

⑦太腿『ワタリ』はゆるめ

⑧パンツ丈『股下』は立った状態でソックスが見えない長さ

かつて『ピタピタパツパツなスーツ』が人気でしたが現在では影を潜め令和では適度にゆとりのある落ち着いた雰囲気の『スーツが世界共通の主流』です

ディテールは『3ボタン段返り』と『ダブル6×2』の2タイプが世界的な傾向です

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ジャケットの衿巾やゴージ、釦位置の高さウェストのしぼり具合や肩幅の大きさ股上の深さが以前とは違います

ジャケットは『ややゴージが低いジャケット』がトレンドですが引き続きハイゴージゴージのアンコンも多いです

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 ■『シャツ』

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ヨーロッパでは『フォーマルに白』『ビジネスに淡いブルー』が鉄板

現在も普遍的でありますビジネスシャツの色は白または淡いブルーの無地、柄ものは画像のネイビーロンドンストライプ衿型は『セミワイド』『タブカラー』ともう1点は『ピンホール』がお勧めです

素材は綿100%のブロードを

シャツのルーツは『麻』しかしあまりにも高価なため18世紀英国ではやがてインドから『コットン』を輸入し生産しそして輸出、今日に至りました

実は綿100%衣料品では一番生産量が多く丈夫です

特徴は保湿性、防署性に優れ、水分が蒸発する際に熱を奪います、特に湿った状態に強いため洗濯に強く夏場に本領発揮します

関東の酷暑と言える長い夏シーズンを過ごすには通気性もよく汗も吸い取り快適です、また冬場も着た瞬間から冷っとしない優れた綿100%が春夏秋冬のマストアイテムといえます

『 パンツ』

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ピタピタパツパツのパンツは、さすがに過去形となりました1つの流れとして終わっています

令和昨今では股上が深めの1タック~2タックのテーパードが主流です

裾幅は19から21cm

2018年頃には若者に人気の渋谷へ行くとみんな股上の深いタックパンツをはいていました

現在のセレクトョップも1タック~2タックパンツが主流です

『スラックス』『テーパード』『フレアー』『ジーンズ』すべてワイドシルエット』が現在の主流です

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トレンドの真相とは

平成の『スリムフィットスーツの仕掛け人はラグジュアリーブランド』だった!!

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『ラグジュアリーブランド現在の傾向』は

『エルメスヴェロニク・ニシャニアン、メンズのデザイナー)』上品な世界最高の有名ブランド

『ディオール(キム・ジョーンズは残念ですが2025.1.31退任を発表)』現在全世界で最も売れているラグジュアリーブランド

90年代スリムフィットの仕掛け人プラダもグッチもコレクション雑誌等ご覧いただきますと『ゆったりしたスーツの提案』『オーバーサイズが現在の主流全盛の時代』となっています

『ゼニア』『ロロピアーナ)』『ブリオーニ』『ブルネロ・クチネリ』『ルーズフィットのパンツ』です

上記のプレタポルテで発表されているスーツはタック付き、または『ルーズフィットのパンツ』です

『トレンドがオーダーとどのように結びついたのか』

かつて定着しましたスリムフィットのボディコンシャスの流行も一時代を築く一流ラグジュアリーブランドのクリエイター、デザイナーの才能豊かな感性と能力による提案により最終的に量販店まで拡大し世界的なマスアイテムとなりました

『ある意味シャワー効果』も言えます

しかしトレンドの仕掛け人であります現在のメゾン、ラグジュアリーブランドゆるいスーツやジャケット、パンツの提案ばかり』です

現在も過去もトレンドは全世界が注目するラグジュアリーブランドから全世界へ発信され、やがて『シャワー効果』として量販店まで定着していきます

例えばビットローファーは『GUCCI』が元祖ですが大ヒットしたため、たくさんの靴メーカーが販売しています、トレンドとはそういうものです

2000年のところで解説させて頂きました

『イタリアナポリ仕立て』

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さすがに、現在人気のイタリアクラシックブランド『アットリーニ』『Stile  Latino』を見ても昨今はナポリ仕立ての特徴であるアンコンジャケットはあってもスーツのディテールではライトネス軽さ、『ハイゴージ』『ワイドラペル』『ベリード』『段返り』『アンコン』『マニカカミーチャ』『バルカポケット』『パッチポケット』『大見返し』大見返し、いわゆるナポリフルセットスーツは『アンコン』『ベリード』『パッチポケット』の単体はあるものの『フルセットは既に見かけなくなり」10年前と比較し『それを着ていればお洒落な時代ではなくなりました』

『シューズ』今後『靴を選ぶ際、何を基準に選べばいいの』

靴は短期間で使い捨てではなく

『靴の良さ」とは『革質』と製法技術『グッドイヤー』です『革靴が本業』である靴ブランドの良い靴を購入し直しながらはき続けることをお勧めします

具体的に『何をチョイス』すればいいの

タンナーでメジャーなフランスの『ナタリー・デュプイ』『アノネイ』が世界的に有名です

『タンナー』とは

動物の皮を鞣して革にする皮革製品製造業のことです

『鞣す』とは

皮を革へ腐らいようにする工程のことです

『デュプイdupuy』とは

1948年フランス創業の世界最高峰のタンナーです

『アノネイannonay』とは

1984年デュプイから独立したフランス中南部にある世界最高峰のタンナーです

その中でボックスカーフが有名です

『ボックスカーフ』とは

カーフ仔牛の原皮をクロム鞣し、強度があり特殊加工により大きな傷はつきにくいと言われます

『クロム鞣し』とは

塩基性硫酸クロムを使用して鞣したもの

特徴は軽く薄く柔らかく耐久性もあります

『お形』

先のとがったロングノーズや過剰な装飾の靴はNG

ラウンドトウでショートノーズ気味のお靴『チーニー』『旧チャーチ』『パラブーツ』『オールデンまたは似寄りを選びましょう

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『内羽根ストレートチップ』とは

キャップトウ

つま先が横一文字にハギ、縫い目があるビジネス及びフォーマルシューズ

 

 

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②『内羽根のプレーントウ』

内羽根ストレートチップと同格以上の靴、ホールカット

 

 

 

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『外羽根プレーントウ』

少々カジュアル好きな方には外羽根プレーントウジャケパン向き』です

外羽根『ブラッチャー』レースステイが外側に出ている構造のお靴があります

ドイツの軍人『ゲプハルト・レべレヒト・フォン・ブリュッヘル』が1800年代に考案し軍靴として採用されました

着脱が容易にでき実用性フィット感を実現。、こちらはクールビズなどジャケットスタイルにお勧めです

注意点は混同している方がいますが『フォーマル式典には向きません』

『ダービーシューズオックスフォードって何のこと

専門的にわかりやすく深堀り解説していきましょう

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ダービーシューズ外羽根ブラッチャー『全て同じ意味』です

『ダービーシューズ』とは

諸説あり、英国でこう呼ばれ競馬のゲートにヒモを通す羽根部分が似ている説と14代ダービー伯爵用に造られたという説がございます

『外羽根』とは

ヒモを通す羽根が甲に乗りかぶさるようにして上から縫い合わせたタイプ

ジャケットやブレザーカジュアルな装い向きです

『ブラッチャー』とは

米国でこう呼ばれます

ドイツの軍人『ゲプハルト・レべレヒト・フォン・ブリュッヘル』が1800年代に考案し軍靴として採用されました、着脱が容易にでき実用性とフィット感を実現

オックスフォード内羽根バルモラル『コチラも諸説ありますが....』

『オックスフォード』とは

オックスフォード大学の学生がはいていた内羽根靴の総称

『内羽根』とは

紐を通す羽根と甲が一体化

『バルモラル』とは

1800年代英国王室の『アルバート公』が考案しました

『バルモラル』と呼び『アルバート公』が持つスコットランドの『バルモラル城』が由来です

つま先から甲のステッチが踵まである内羽根を指す説

『番外編』

ジャケパンには

秋冬厚手の『フラノ』や『ツイードジャケット』には『スエード素材のチャッカブーツ』

昨今の春夏『コットン』『リネン』のジャケットには『ホワイトラバーソール』のスリッポンタイプ『ローファー、ビット、タッセル』が鉄板です

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『靴のお色』

歴史的観点では

お色は『イタリア系は圧倒的にブラウン』ですが『スーツ発祥の英国ではブラックが基本』です

英国では茶はカントリーといい貴族が休日郊外で乗馬を楽しむカジュアル用のお靴です

現在のビジネスシューズは黒のラウンドトウ、レースアップ『ヒモ』が基本です

イタリアスタイルがお好きな方はスリッポンタイプ『ローファーを含む』を好みます

長期にわたり流行りました特に明るいブラウン系は平成の流行りもの、過剰に出回りデフレ現象により少しづつ衰退していくでしょう

またパンツがスリム主流時はロングノーズでしたが、タック付きやワイドパンツにはどっしりとしたラウンドトウのショートノーズのお靴が合います

『お洒落は足元から』『靴を見ればどれだけ服に気を使っているか』が伝わります

実は『靴の状態』を見られています

ホテルやレストラン他では服や時計よりも靴が見られていますので、気を使いたいところです

靴の状態を見られています

たとえ履いているお靴が『ジョン・ロブ』『エドワード・グリーン』『ベルルッティ』であっても見た目のダミージや履いた深いシワや変色や傷は消えませんので著しく劣化していないか

チェックが必要です

また、お取引先では仕事にも気遣いのできないダメな人と見た目で『メラビアンの法則』判断されがちです

むしろ高級ブランドの革靴でなくても深いシワのない新しいきれいな磨き上げられた靴のほうが人に与える印象は良く今後靴を購入の際はご自身の足の特徴サイズに合う革靴をシューフィッターがいる信頼できる環境でのショップで良い靴を購入しましょう

その後エイジングとなります

乳化性クリームで育てていきながら『経年変化を楽しむ』

『カーフ』素材で深いシワのない磨き上げたピカピカな光沢のあるエレガントな靴で気分を高めてみてはいかがでしょか

『BAG』令和は合理的に『ビジネスにリュックもあたりまえ』

BAGをもつ目的は

ビジネス

プライベート

何が目的なのかを明確に

本来ビジネスBAGとは置いたときに自立する黒またはダークブラウンの『シングルハンドル革製品』が基本とされています

しかし

当方のエピソード

仕事帰りにダレスバッグを持ちコンビニへ行きました、それを見たコンビニの店員さんがなかなか『今見ないタイプのバッグですね』

これが現在世の中の評価』です

懐古主義をうのみにすると『時代遅れ』『ダサい』と言われ『ダサいと思われますので注意』が必要です

ブリーフケースのデザインも過去とは大きく違い『ルイ・ヴィトン』『ボッテガ・ヴエネタ』『グッチ』などの世界的な売れ筋BAGをご覧いただきますとわかりやすいです

上記の類似品をお探しになることをお勧めいたします

『懐古主義の情報』にご注意!!

時代と共に『価値観』『カッコ良さ』『お洒落』は変わるもの、いつまでも引きずらずアップデイトしましょう

令和『ビジネスバッグの主流』とは

リュック/バックパック

令和は合理的に『ビジネスにリュックもあたりまえ』

2020年前後のある統計によると全体の『40%前後リュックの方がいらっしゃるというデータが、今後数年で更に需要が高まり『成長する予測』されているようです

リモートワーク他、今後の動向としてデザインは『快適性重視』『多機能』『セキュリティ強化』の機能など昨今は世界的に急増した旅行などにより『市場の拡大が見込まれると予想』されます

ビジネスで急増したバックパックその理由はマンネリですが歩きスマホの際両手が開くから

次に現代の主流

リュックタイプ別について深堀りしていきましょう

■『rucksackリュックサック』『ルックザック』はドイツ語です。ruckとは背負うを意味しsackとは袋、背中袋を意味します

backpackバックパック』1950年代アメリカのカリフォルニアにてKelty社の『ディック・ケルティ』が考案した旅行を目的とした背負う大型バッグの総称です

day packデイパック』は1 Day気軽な日帰り旅行やハイキング用として誕生、その後アメリカの学生が学生鞄として愛用カジュアルな装いに適した普段使いの小型軽量バッグの総称です

3つとも共通しているのは背負うバッグを指します

コートは膝下ロング丈』が国内のマストレンド

時代を感じるクラシックな『バッグ』『チェスターコート』

『ステンカラーコート』

『トレンチコート』

その他古めかしいタイプのコートの名称がつく古典的アイテムは『現在人気が低迷』しています

『電車の中を見渡しても見かけなくなり』ました

時代が『カジュアル化』したためです

仮に現代のトレンチコートはサンローランなど、ビッグサイズで復活していますが過去のトレンチコートは時代遅れと思われるでしょう

コートも『Stile Latino』『ラルディーニ』【タリアトーレ】など人気ブランド売れ筋のコートをご覧いただきますと、だいぶ現在のコートは過去の古典的な商品と感じが『違います』

時代と共に価値観』『カッコ良さ』『お洒落』は時代や世代で変わるもの、現代の探究も必要です、アップデイトしましょう

『腕時計』

腕時計は『レザーベルトのドレスウオッチ』を!!

『身に着ける目的スポーツではなくスーツ時計本体ベルト薄いことが理想です』

時計マニアのお方には

『ジャガー・ルクルトのレベルソ』トリビュートかクラシックのミディアム、レザーベルトのドレスウォッチ

別格として

■カジュアルですと

『オーテマピケのロイヤルオーク』

■ドレスでは

『パティックフィリップのカラトラバ』レザーベルト

■ヴィンテージですと

『96クンロク』など

上記に類似した腕時計がお勧めです

『眼鏡』『サングラス』の傾向は

ここ4~5年の傾向は

太セルが人気ですその背景として下記の2ブランドの影響も大きいです

ジャック・マリー・マージュ』フランス出身のジェローム・マージュが2015年からスタートしたロサンジェルスのブランドです、全ての商品がシリアルナンバー入り

ギュパール』フランスヴィンテージをイメージして作った日本のブランドです

2025今後のトレンド最先端

イチオシは横長縦浅タイプ

『ダブルブリッジ』『ハイブリッジ』

がお勧めです

海外の方は『ファッション』と『スタイル』というキーワードをよく使います

この二つについて深堀していきましょう

『ファッション』とは

服装の流行他『ヘアースタイル』『メイク』『フレグランス』『ミュージック』『ライフスタイル』も指す=現代情報、世の中にあるもの

『スタイル』とは

自分らしい表現法=自分でつくりあげていくもの

トレンドを語るうえで、『SNSにより過去現在では大きく変化』が起きました

『情報が多すぎて困惑』というお方も多いのでは

その根拠が....

また『個人の好みによる発信』『誤情報フェイクニュース』が多いのでは

懐古主義の言うことをうのみにし『ダサい時代遅れ』と言われたり、思われたり

情報と言えば

以前はファッションの権威ともいえる『ヴォーグ編集長』に耳を傾け

■現在は『ユーチューバー』一人一人に信者がいる時代です

『信頼できる情報を入手しましょう

『ビジネスで着るお色やアイテムは基本的に変わりません』

現在のディテールとサイズ感がすべて

1990年代初頭スリムフィットなボディコンシャスが出てから約『30年が経ち』

ピタピタパツパツの登場から『20年が経過しました』

世界の時代を引っ張る大御所ラグジュアリーブランドは『メンズ』『ウィメンズ』共に現在ではビッグシルエットと『オーバーサイズの提案ばかり』です

こうしてスリムフィットなボディコンシャスから適度にゆとりを入れた落ち着いたシルエットのスーツの時代が定着しました

『過去も現在も流行が世の中を支配』しています

これからのスーツは『サイズ感がすべて』

『サイズ感が重要です

スリムフィットもゆとりのあるスーツもほどよい大きさ長さです、一番重要なことは機能性あってのスーツですのであまりに細過ぎ短か過ぎ

一方、BIGシルエットの時代に大き過ぎロング丈長過ぎにこだわりますと『確実に時代遅れ』になります

またあとで『ご調整や修理も困難』であり『不可』となります

繰り返しますが程よいサイズ感』です

昨今の『クラシックスタイル、トレンドをご自身で観察』するには

既製服『つるし』のファストファッション量販店見るのではなく年に2回3月と9月に『新宿の伊勢丹』『有楽町の阪急メンズ同じく新宿3丁目と銀座4丁目の某有名専門店ビームスFさん』『シップスさん』を見に行かれると現在とこれからのビジネスにおける現代的なクラシックスタイルの方向性がつかめます

この差は『10年以上違うと』言っても過言ではないでしょう

同じ既製服つるしの世界で販売員のスーツ姿、提案、展示しているスーツもシャツもこんなに双方で商品が違うという事に気付かれる』ことでしょう

イメージをつかめたらarcでオーダーしましょう

『OFFの日にカジュアルにコーデするアイテム』は

バレンシアガ『デムナ・ヴァザリア』で注目されたダメージ系ワイドジーンズ、この傾向は様々なアイテムもダメージ加工の商品が『急増中』

ダメージによるグランジやワイルド悪そうな怖そうな印象のストリートファッションコーデではなく綺麗めの上品なカジュアルの提案が増えています

デムナ・ヴァザリアは2025年7月以降から『GUCCI』の新アーティスティック・ディレクターに就任することが決まっています

バレンシアガの後任として元『ヴァレンチノ』『ピエールパオロ・ピッチョ―リ』がクリエイティブ・ディレクターに就任

パンツ全般に言えますが、現在も『ワイドシルエット主流』です

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アウターは本革、ムートンがトレンド傾向です

レザーと言えばこれまで(合皮いわゆるフェイクレザーもレザーと表現した会社店舗もありましたが2024年3月に『JIS』により本革でない商品は皮『革』レザーと表記または名乗ってはいけないこととなりました

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夏は『リネン、コットンのジャケット』に今後しばらくトレンドの開襟『オープンカラーシャツ』そして『スキッパー』

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スポーツブランドスニーカーは終焉傾向にあり大ヒットの『ロロ・ピアーナでみるホワイトラバーソールスリッポン革靴』へシフト傾向にあります

これまでは

ストリート=『パーカー』『ジーンズ』『スポーツブランドスニーカー』ではな=今は『ジャケット』『セットアップ』『スラックス』『革靴』へとOFFのカジュアルの提案も変化』しました

或いは

『セットアップ』『クルーネックのTシャツ』そして『スポーツブランドスニーカー』が一般的でしたが=▷『セットアップ』に『ポロ襟』のインナー、そして『ホワイトラバーソール』を世に広めた『ロロ・ピアーナ』に類似した『シューズ』が多数出てきました

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今後はやや上品かつドレスよりにトレンド傾向が移りインナーも襟付きそして『ホワイトラバーソールのスリッポン』はドレスダウンに適し『現代的』しばらくトレンド傾向です

令和のカッコ良さ』とは

結論から言うと

誰がどのような観点で評価するのかによって違いますが

どれだけ現在の『トレンド情報』を持ち、それを『吸収』『理解』『意識』『取り入れ』『悪目立ちせず』『ご自身に似合う商品』『TPOいつ、どこで、どんな目的』『適確な服をチョイス』『コーディネー』ができるか!

ではないでしょうか

時代と共に『価値観』『カッコ良さ』『お洒落』は変わるもの、いつまでも引きずらないことです

なぜなら

例えば

映画007の名優『ショーン・コネリー』から『ダニエル・クレイグ』まで『価値観『カッコ良さ』『お洒落』時代と共に変わり』ました

クラシック、クラシック回帰も時代と共に変わり、こんにちまで少しづつ変化しています

アップデイトしています

『カッコいいファッショニスタの現在の特徴は時代遅れの服を着ないコーデしない、現在のトレンドを理解し意識しているからこそお洒落』に見えます

ファッションある意味『フルーツと同じで鮮度がすべて』!

言い換えると

『新しい』

『古い』

平成のスリムフィットまたはボディコンシャスのスーツは1990年代前半から『流行りました流行もの』でした

一度流行ったトレンドは永遠には続きません

時代と共に『価値観』『カッコ良』『お洒落』は変わるもの

どこへ行っても類似品だらけ、この時点で1つの流れは終わっています

『トレンドの終焉』『トレンドの始まり』とは

終焉=▷飽き

にトレンドの始まりお洒落でカッコいい人とは『人とは違う』

■始まりは=差別化にあります

今後も過去のようにそれを着て

はくことが本当に素敵と判断されるのか

お洒落なのか

否か

見直す必要がございます

令和は、スーツ業界が活性されるときではないでしょうか⁉

『世界4都市4大コレクション』とは

コレクションとは年に2回行われる新作を発表するファッションショーを意味します

その中でも

『パリコレクション』

特徴はその年のファッションの傾向を決定づける有数のメゾン、ラグジュアリー、デザイナーズブランドが新作を発表し『全世界の注目度信頼はとても高い』とされています

『ミラノコレクション』

特徴はイタリアミラノで行われ『ターゲットが高めの高級ブランド』が多い

『ニューヨークコレクション』

特徴は『シンプルイズベスト、コンサバ、リアルクローズ』の傾向ブランドが多い

『ロンドンコレクション』

特徴は『ストリートファッション若者をターゲット』にしたブランドが多い

『2025春夏のトレンド』は『マキシマリズム』

『マキシマリズム』とは

過剰主義という意味です

大切なものや好きなものに囲まれることにより幸福感を感じるライフスタイル

これまでの流れとは

『ミニマリズム必要最低限の物だけで暮らすライフスタイルのことです

『サスティナブル』廃棄による地球の環境に配慮し服の生産後長く着続けられることをサスティナブルファッションと言います

『クワイエットラグジュアリー』ブランドロゴなどが目立たず一見ラグジュアリーとは判断できないような静かで控えめなスタイリングのことです

『ジェントルラグジュアリー』経済や穏やかで豊かなライフスタイル

時代は『マキシマリズム』へと変化

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『オーダースーツに流行なんてないよ』と言いますが

『その真相』とは

実際どうでしょう

『オーダースーツに流行はない』

『流行はありました』

むしろ世の中『流行で支配』されています

『ビジネススーツもカジュアルも現在の流行で世の中支配』されています

各時代のピッタリ、ジャストは著しく真逆に変化した

以下、時代の流れを再度簡単にまとめました

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1980年代を象徴するイタリア・ファッションは『ワイルドショルダー丈が長く大きいローゴージのジャケットに3タックなどの太く1クッションなどのパンツ』当時大好きであったアルマーニやベルサーチの時代はダブルスーツが中心ローゴージ長く大きくに執着した時代でした

■この時代の『ピッタリ、ジャスト』はこのような感じでした

 

 

 

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1990年代は真逆のボディコンシャス細目のシルエットである90年代からの『プラダ』『トム・フォード』による『グッチ』『ジルサンダー』の3つボタンスーツを中心とした『細いスーツの流れ』

そして90年代半ばから2000年代初頭は2つ釦のスーツさらに2000年初頭は『ピタピタパツパツの細さ短さに執着した時代』へ変化

■この時代の『ピッタリ、ジャスト』はこのような感じでした

 

 

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そして2010年以降の令和時代は3つ釦段返りが約20年続きダブル6×2のスーツが約10年続いています

再び真逆のゆったりした服へと変化』しました

ディテールも『ナチュラルショルダー』『コンケープ』『ビッグショルダー』まで様々です

 

 

■お気づきと察しますが、シルエットだけではなく釦の数』が時代ごとに変わり各時代の『クラシック』『価値観』『お洒落』『カッコいい』は時代とともに『変化』してきました

過去現在ともにトレンドの仕掛け人は『ラグジュアリーブランド』でした

■各時代年数を重ねてマストレンド『社会全体を巻き込んだ大きな傾向流行として拡大しました

トレンドはラグジュアリーからのシャワー効果として、もどきの商品を中心に既製品の量販店、そしてオーダースーツまで紐付きました

トレンドはこれからもラグジュアリーブランドから発信され21世紀のフィルターを通した『スタイル』『ディテール』『サイズ感』『素材』『仕立て』で支配されていくでしょう

1990年代から続きましたスリムフィットの時代は、スリムフィットのスーツを着てお客様へご提案この時代は流石に70年代のベルボトムや80年代の長すぎて大き過ぎるソフトスーツなど、その時代にマッチしていないスーツをご提案している会社様は見なかったですよね

平成の『スリムフィット、ボディコンシャスのスーツは1990年代前半から流行りました』『平成の流行もの』でした

少し前のクラシック回帰も、紛れもない事実トレンド『流行もの』流行そのものでした

かつて平成の流行スリムスーツは60年代のスリムスーツと違ったことと同様に、現在のオーバーサイズのスーツも80年代そのままではなくクラシック回帰も古き良き時代のイタリヤやブリティッシュがそのまま現代に来ているのではなく現代のフィルターを通しての21世紀の『スタイル』『ディテール』『サイズ感』『素材』『仕立て』で支配されているという事です

実際に90年代流行しましたロン毛や〇〇年代の画像を見ると『古くさく感じ』

共通していることは各当時のトレンドとは異なるそれ以外のスーツをご希望される方は僅か数パーセントと言っても過言ではなかったでしょう

わかりやすく言うと、その時代を象徴したスーツを老若男女が選び着ました

それがまさしく時代の流れトレンドそのものではないでしょうか

『トレンド』『終焉』は『飽き』『はじまり』『差別化』にあります

■時代とともに『カッコよさ』『価値観』『お洒落』は変わるもの『トレンド』『終焉』『飽き』『はじまり』『差別化』にあります

デフレでどこも同じ服が並び

『飽きる』

人と違うからカッコ良く素敵にお洒落に女性はかわいく見えます

『差別化』

トレンドが世の中を支配しています

現在では、え~っと思いますが各時代その服を着ることで事実モテた時代です

事実1990年代前半ボディコンシャッスのスーツが登場、しかし一般のお方は大きく長いソフトスーツをまだまだ着ていてジャケットは肩幅も身幅も大きく長くパンツも太く長くに執着、当時の映画でも確認できます、一般女性の意見はジャケット・パンツ共に丈がツンツルでヘン・ダサい、パンツのお尻がパンパンで気持ち悪いと言われる時代でもありました、一般大衆が細いスーツを着だしたのは10年後の2000年代初頭からでした

正礼装を除き『コート』『スーツ』『ジャケット』『シャツ』『パンツ』『靴』『ネクタイ』などメンズ服の装いすべてに通じることなのですが定番を持っていれば安心という時代ではなくなり時代ごとに『ディテール』『サイズ感』『色柄』『素材』『見た目』が変化しています、例えば今ベルボトムや70年代ファッションをいいと思うか否か...有名ブランドの定番商品はなぜ同じ名前を付けてモデルチェンジするのでしょう...それは『飽きられたのと時代が違うから』です

現実的に過去ピタピタパツパツの商品を販売していたイタリアブランドの多くは『現在のトレンドの変化、ニーズに伴い、オーバーサイズにおき直し同じ商品を販売しています』

よく語られるキーワード

chic“シック”』の意味は上品で、洒落ていることを指します

『orthdox“オーソドックス”』の意味は正統派です

『timeless”タイムレス”』は英語の形容詞で時間がどれほどたとうと常に新鮮さや価値を保ちつづけるものを指します

『basic“ベーシック”』英単語は、根本である基礎、基本的など

『classic“クラシック”』は古典的や伝統的、格式

『simple“シンプル”』は簡単な、単純なを意味する英単語

『standard“スタンダード”』は定評、定番

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画像はすべて参考商品です

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より専門的なことについて

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スーツの歴史について、お勉強されたい方は

次の3冊がお勧めです

キャリー・ブラックマン『メンズウェア100年史』

ハーディー・エイミス『イギリスの紳士服』

片瀬平太『ナポリ仕立て奇跡のスーツ』

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お勧め映画

『シングルマン』2009年あの『トム・フォード』監督作品

『キングスマン』2014年

『キングスマン ゴールデン・サークル』2017年

いずれも名優『コリン・ファース』出演のお洒落でカッコいい映画ですヨ!!

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今後もお客様のためになるお役立ち情報、お客様の知りたい情報を中心に簡潔にわかりやすく所見ではなく事実を発信していきます

越谷店のインスタもお時間ございましたら是非、ご覧いただけますと幸いでございます

こちら越谷店ではクラシックとトレンドの両輪、お気軽に越谷店へお越しくださいませ

お待ちしています

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営業時間 10:00~19:00

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