【 季節感を演出! 冬にオススメの起毛素材 】オーダースーツアーク高崎店

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こんにちは。高崎店平澤です

 

いよいよ今夜、W杯決勝戦ですね!!!

 

今大会の中だとまだ良心的な24時キックオフとのことなので、寝落ちはせずに観戦できそうです

 

今大会は異例の冬開催とのことで、パブリックビューイングの様子を見ると

皆さんとても寒そうです。

しかも夜ですし🥶

 

今回ですが、スーツ生地の中でも特にこの冬にオススメな

『起毛素材』についてお話しさせていただきます。

 


 

スーツに用いられる生地の多くは細く長い羊毛を使用した糸、梳毛糸(そもうし)を用い、

仕上に“クリアカット”という加工が施されています。

織った生地の毛羽を切るなり焼くなりして取り除き、クリアで光沢のある表面をつくります。

 

起毛素材に比べると季節やシーンも幅広く着れるので、

オールシーズン用のスーツをお探しのお客様はクリアカット生地を選ぶ傾向が強いと思います。

 

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一方、『起毛素材』の生地は太く短い毛、紡毛糸(ぼうもうし)を用います。

分かりやすいものですと毛糸も紡毛糸の一つです。

モコモコしていて暖かみのある印象があると思います。

 

仕上の加工はクリアカットとは逆に起毛加工を施します。

 

細かくお話しするともっともっと多くの工程がそれぞれありますが、

この起毛素材で代表的なのが

『フランネル』『サキソニー』『メルトン』『ツイード』

の4つです。

 

今回はスーツ生地に多く用いられる『フランネル』『サキソニー』をピックアップします

 


~ 肉厚でしっかりとした質感のフランネル ~

 

フランネルは縮絨(しゅくじゅう)という加工を施します。

『フェルト』と言うと聞き馴染みがあるかと思います。

生地を水に浸して揉み込んで、糸が絡み合い縮み、厚みが増すという

フランネルの風合いを決める重要な仕上げです。

その後に、起毛加工され『フランネル』になります。

 

かなり肉厚なので冬本番には心強い味方ですし、

生地に重みがある分、しっかりと重厚感のあるスーツに仕上がります。

 

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~ 肉厚と柔らかさを兼ね備えたサキソニー ~

 

フランネルと同様に縮絨をしますが、仕上に軽くクリアカットした生地になります。

その分フランネルに比べると起毛感はやや抑えめ、薄く柔らかく、光沢を感じる生地になります。

 

特に葛利毛織のサキソニー生地は過去のブログにもございますが、

生地の密度が高く、光沢感としなやかさを併せ持ち、多くのお客様から好評のお声を頂いております。

 

今季は展開数も多いので、秋冬物をお探しのお客様に大変オススメです。

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こういった起毛素材の生地は、例年2着¥79,800以降のブランド生地でのご案内がほとんどでしたが、

今季は2着¥49,800、¥59,800の価格帯でもラインナップがございます(価格は税別)。

 

雑誌を見ると、最近はスーツスタイルにも積極的に『季節感』を取り入れるのがトレンドのようで、

お手頃な価格帯でも起毛素材のご案内ができ、個人的にとても嬉しいです

 

2着¥49,800                          

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2着¥59,800

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そんなこんなで友人にオススメしたところ、なんと作ってくれました

「1日仕事で着てみてとても快適だった!」とのことで、そのまま仕事帰りに見せに来てくれました

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かなり冷え込む日でしたが、そこまで着込むことなくとても暖かかったとのことです

厚すぎず柔らかい起毛素材なので、細身に仕立ててもゴワつくことなく、暖かく着れます。

鍛えた身体に季節感のあるスーツがとても似合っています。

やっぱり秋冬物はスリーピースがカッコいいですね

 

これから寒さ本番。

“快適さ”を求めると服装は妥協してしまうことが多いですよね。

しかし起毛素材であればそれを解決できると思います

防寒対策をしながらオシャレを楽しみましょう!!

 

それでは、また


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